2018.03.09 03:37

 303b477ce05ad8c8d85fef8b921c85ccf01e5dca.JPG まあ、ご覧ください。枕をしていますよ。これは家内の枕なのです。家内はいつのまにか犬と一緒に寝るようになりました。一緒というか、犬をケージから出したまま眠るようになった。「ひんひん鳴いてかわいそうだから」と言うのですが、ひんひん鳴かないようにしつけたほうがいいような気はするものの、私はとくに何も言いませんでした。
 家内は息子を育てるときも甘く甘く育てていましたが、やはり私は何も言いませんでした。どちらかと言えば、私自身そのほうがいいという気持ちを持っています。
 
 家内が蒲団(蒲団は写真のものではなく別の蒲団です。これは犬用の昼間の蒲団)をしいて寝ますね。すると犬は蒲団の足もとのあたりでとぐろを巻いて(?)寝るようになりました。夜中に帰ってきた私がカーテン越しにそっとのぞくと、気づいてこちらを見ていることがあります。暗くても目が異様に光るのでよくわかる。
 なぜか「ウ~」と低くうなったりするときもあります。家内を守っているつもりなのか、寝ぼけているのかよくわかりません。吠えるまではいかないですが。
 
 で、昼間はこんなことをしている。枕は何となく置いてあったのでしょう。いつもこんなセッティングをしているわけではありませんし、写真をとるためにわざわざ配置したわけでもありません。家内が仕事に出るときに慌てたのでしょうね。蒲団はしまったものの、枕だけこういう状態で置いておいた。
 それを犬が使用している。犬自身が家内の枕の使い方を見ていて学んだ(?)のかもしれません。はじめは完全に寝ていた。珍しい光景だと思って私が携帯を用意していると何となく目を覚ました。
 
 ま、いいやと思って撮影した瞬間、あくびをしました。撮影したあとも連続であくびしていたのでよほど眠いのでしょう。
 だんだん本当に家族化してきますね。仕事が休みの晩、私たちが食事をしているときゅうきゅう鳴きます。ときどき「ワン!」と合いの手を入れる。で、またきゅうきゅう鳴く。途中に柵があるのですが、それをはずして呼んでくれというのです。以前はーー食事中はーー私がはずさせなかったのですが、最近はかわいそうなので自分ではずしてやったりします。
 
 それどころかふと気づくと食卓で私が抱いていたりする。衛生的にはよろしくないですね。困ったものです。無難そうな何か、ブロッコリーなんかをやるとまずそうに食べています。まずくて仕方がないけど仲間に入っているから食べなくちゃ・・・みたいな感じですかね。しばらくしてから戻すと満足するらしく鳴かなくなります。うちに来てちょうど1年になりました。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2018.02.16 01:13

f01688cf7b790894abf4d84c08c96245180cc57a.JPG 家内に何か用事があるときは、私が散歩に連れて行くことがあります。人に会わないように早朝行くのですが、だんだん夜明けが早くなってきて皆さんけっこう早めに連れて来ている。6時に自宅を出たところ、いろいろな方に話しかけられてまいりましたよ。
 私は社交性がないわけではないのですが(なかったら仕事になりません)、できれば1人がいいという穏健な孤独主義者です。ですからなるべくなら、さっと行ってさっと帰りたい。
 
 驚いたのはうちの犬をじーっと見ていて「こ◎◎ちゃん(犬の名前)ですか?」と声をかけてくださった若い男性がいらっしゃったことです。純白のじつにきれいな犬を連れていました。私のことはご存知ないわけで、犬だけを見てわかったのですね。どこにでもいそうな典型的な「柴犬」を見て、よく個々の見分けがつくものだと感心しましたよ。私なんか柴犬はみんな同じに見えます。さすがに自分の家の犬はわかりますが、他の柴犬は見分けがつきません。
 犬相というものがあるのでしょうね。
 
 あまりにもーー雪のようにーー真っ白な犬なので、どれぐらいの間隔でシャンプーするのですかと訊いてみました。孤独主義者のわりには私の質問は俗っぽいのです。月に2回ぐらいされているみたいでした。さらに土のところはなるべく歩かないようにしているとおっしゃっていました。
 ほかにもいわゆるおばさんに「ひ◎◎ちゃん(犬の名前)?」と声をかけられた。よく似たワンちゃんがいるみたいですね。名前を告げると「ああ、こ◎◎ちゃんのほうでしたか」と笑っていらっしゃった。
 
 さらに大学教授みたいなりっぱな方が少し大きめの犬を連れて近づいてこられた。何か・・・所作というか雰囲気というか、りっぱな方はわかるではないですか。ここで表現したりっぱさというのは、肩書きがどうのこうのということではないもののきっと肩書きもすごい人ではないかと感じました。何とか大学総長とか。
 そのワンちゃんは私のジーンズに前脚をかけてきました。するとりっぱな方が「だめだよ」と優しくたしなめる。家族の一員ですね。
 
 私は犬に向かってよく話しかけている自分に気づきます。話しかけても意味がないのですが、歩きながら何か小声で喋っていますね。お前、少しは顔を上げて梅の花を見てみろよ。お前の歩き方は文字通り地を這うようであって、そんなことでは風流心は向上しないぞ・・・と文字にするとばかみたいですが、たえず話しかけるのがクセみたいですね。昔、犬を飼っていたときもそうだった記憶があります。
 人が来たからおい、隠れるぞなどとも口走っている。犬に言葉がわかったらあきれられると思いますよ。写真、左下に落ちているのは犬のビスケットです。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2018.01.19 09:39

 ふだんは家内が犬を散歩に連れて行くのですが、事情があり自分が行くこともあります。夕方は息子に頼み、私は朝が多いですね。朝というより明け方です。
 というのも・・・何となく愛犬家の皆さんと顔を合わせるのが気恥ずかしいので、まだ暗いうちにさーっとまわってきてしまう。皆さんが来ないうちにということですね。どれだけ対人恐怖なんだよ! とも思いますが。
 私が連れて行く日は犬も不思議そうな顔をします。あんたと行くの? みたいに。
 
 玄関を出て外階段で下りるのですが、何度も何度も足を止める。用心している感じです。本当に行くの? ということなのでしょう。
 下に着くとあきらめがつくらしく、すたすた歩きはじめます。昔はぱーっと走り出したりしたのですが、いまはちゃんと言うことを聞きます。ちょっと待てというと、足を止める。よしいいぞと言うと再び歩行をはじめます。よほどのことがないかぎり、わっと飛び出したりはしません。
 
 トイレは部屋でもできるようにしてあったのですが、室内ではしなくなりました。そのへんは犬なりに気持ちが悪いのかもしれませんね。外でしたいらしい。現代の飼い主の方はお行儀がいいので、おしっこのあとを洗浄しますね。うちもそういうことになっていて、水をかけます。もちろん固形物のほうも持ち帰ります。
 私が以前犬を飼っていた1970年代はおしっこのあとに水をかけたりしている飼い主は見かけませんでしたし、私もやっていませんでした。
 
 フンにしても街中いたるところに落ちていました。ベルボトムのジーンズの裾にくっついてしまって大変だったことがありました。
 自宅マンションの前にある公園をうろうろしているだけなのですが、いつからかベンチや石のテーブルにやたらと飛び乗るようになりました。昔から「ぴょん」と言うとぱっと飛び乗ったりはしていたのです。いまは何も言わなくても飛び乗る。そして「どや!」みたいな顔をしてこちらを見る。
 
 私は知らなかったのですが、家内は台に飛び乗らせてお菓子をあげていたらしい。当然私からももらえると思って一目散に台のところに行き、ぴょんと乗る。ところが私はただ見ているだけです。おかしいなと思うのでしょう。次から次へと手当たり次第に飛び乗っては「どや!」「どや!」とこちらを見つめ続けます。
 こっちはふーん・・・程度でしかない。こりゃだめだと絶望したらしく、さっさと自宅に戻っていきました。家内と一緒のときは1時間以上戻らないのに。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2017.11.23 09:20

f4793b3390e6b4d13eed40e96ba7cc86f35b390b.JPG なんだかだんだん普通の犬になってきましたよ。体重も8、5キロぐらいになりました。以前は非常に「クール」で家族が帰ってきても退屈そうにあくびなんかをしていたのですが、最近は大喜びで飛びついてくるようになりました。尻尾も振るのですが振りかたが下手くそで、ちぎれるほど・・・という感じにはしたくてもできないみたいです。
 以前、網戸を修理する方が部屋に入ってきたときには喜ぶばかりでこりゃ全然番犬にならんわと思っていましたが、最近ピザをとったときに(私は留守でした)配達の方に猛烈に吠えたてたそうで、少しは役にたつようになってきましたかね。
 
 家内の調子が悪いときに私は朝の散歩に行くことがあるのですが、新聞配達の方に低くうなり声をあげたりするので申し訳なく感じました。あやしいあやしくないの設定が彼女の中でどうなっているのか、ちょっとわかりかねるときがあります。
 ご近所の方らしいのですが、いかにもという感じの肉体労働者風のおじさんがいます。私より年上でしょうか。おじいさんというほどではないのですが。その方を見つけるとなぜかすごく喜んで走っていこうとするので不思議です。
 
 これは家内も不思議がっていました。うちのマンションの前は大きな公園なので、くつろぐ方は規則的にくつろぎにいらっしゃいます。いい散歩道という感覚なのでしょう。そのおじさんも毎日やってくる。
 見ようによってはちょっとこわい感じもします。昔風の頑固なおじさんという感じ。いたずらしている子どもを見つけたら「こらっ!」と一喝しそうなムードをかもしだしています。そのおじさんに一直線ですからね。万が一にも飛びかかったりしたら大変なので、慌てて引き綱を握りしめます。
 
 彼女は浜松の犬屋さん(?)で生まれ3か月育ったのですが、ひょっとするとそこにああいうタイプのおじさんがいたのかもしれません。そんなことを想像しながら毎日かわいがっています。いまも遠くの部屋で小さく鳴いています。早くこっちに来い、というのでしょう。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2017.10.15 00:39

fe2786db5284311e8e16e02367d351c7cd62d625.jpg 
 犬がすっかりおとなになってきました。見た目だけですけどね。1月1日生まれですから、約10ヶ月ということになります。
 このまえ体重を量ってみたら8キロを超えていました。だいたい8キロぐらいになりますよと言われていたので、そろそろ成長しきった感じかもしれません。相変わらず自宅では噛みつきますが、加減がわかってきたらしく強く噛むことはありません。どちらかというと、噛みながら舌を動かしてこちらの手を味わっているようにも感じます。甘えているのでしょう。
 
 ひと月に1度、近所のペットショップでシャンプーしてもらっています。ぜいたくですね。で、そのとき必ず写真を撮ってくださる。今回は今月の9日に撮っていただいたものです。携帯で写すときちょっと光ってしまいましたが、雰囲気はおわかりいただけると思います。3月11日の記事「突然犬が来ました」の写真と比べるともはや別人(犬?)のようです。
 散歩をしていると頻繁にオスに間違えられるというのですが、確かにきりっとしたりりしい顔かもしれません。毛並みもーーとくに何もしていないのですがーーそれなりに整っています。
 
 ただ中身はたいしたことないですよ。見ているとばかみたい。もちろん人間から見て犬がばかみたいというのはあたりまえではあります。あたりまえではあるけれども、それでも平均値よりいくぶん頭が軽いほうかもしれないぞと最近は考えるようになりました。
 食べてはいけないというものを喜んで食べようとする。ビニールの切れ端とかプラスチックの破片だとか。そんなものを食べてもおいしくもなんともないと思うのですが、食べようとして「こらっ!」と叱られるのがうれしくて食べてしまうらしいのです。
 
 1日に何度も何度も「こらっ!」と叱られて、そのたびに大喜びするのでちょっと大丈夫かいなという気持ちになります。血筋はすごくいいらしいのですが、逆に血筋がよすぎて頭が軽いという可能性もあるわけで、そのあたりはもう少し成長してみないとわからないですね。
 反面、急速におとなになった部分もあります。以前のように腹話術風に歌を歌っても私の背後を確認しに行かなくなりました。つまらないですよ。「ぞーうさんぞーうさん」と歌っても無視されたりする。
 
 あれ? 頭が軽いのはお互いさまみたいな部分がありますかね。飼い主に似るというからな。私もまた平均値の61歳よりはだいぶ頭が軽い自信はないでもありません。まあ、せいぜいかわいがりますよ。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2017.08.22 08:08

 犬のことがいろいろわかってきました。ただ私もおかしいと言えばおかしいのでしょうね。どうしても心理的な実験(?)をしてみたくなるのです。
 非常に面白かったのは「腹話術」です。私が犬の前でまず口を開けて歌を歌う。すると犬は不思議そうな顔をして聴いています。ただそれは納得できるみたいですね。意味不明な言葉ではあるが、この人は何かしら犬の自分に向かって表明している。で、じーっと聴いている。つねに顔を見ていますよ。口を開けているところを見ています。
 
 次に腹話術みたいにして歌う。口をほぼ完全に閉じて歌う。歌うといったって歌いたくて歌うのではなく犬が何をどう考えるか確かめたくて歌っているだけですから、それこそ思いつきの童謡なんかを歌う。
 ぞーさん、ぞーさん、お鼻が長いのね~と口を閉じたまま歌う。そのスタイルはどうにも納得できないらしいのですよ。私の顔を穴のあくほど凝視する。口がほとんど動いていないのを確認しておもむろに立ち上がる。どうするつもりなのかこちらは観察しながら歌い続けます。するとのそのそと私の背後を見に行きました。
 
 つまり私が歌っているように見えないので、背後で誰かが歌っているのではないかと考えるらしいのです。何度か試してみたのですが、毎回毎回「腹話術」歌唱のときは背後にまわって探しているので、まず間違いないと思います。
 家の者は私がそういう実験をしていると「変なことをする」と呆れているのですが、私にしてみれば普通にかわいいとかいい子だとか頭を撫でたところで、たいして発展性がなくて面白くありません。
 
 最近、私は咳が出るのですがーーいわゆる夏風邪というやつだと思いますーーあえて咳を聞かせてみたところ相当びっくりしたらしく、ぱっと低く身構えて「ワン!」と吠えました。うちの犬は「ワン」とはめったに吠えない(クーンクーンとかキャンとかが多い)ので、よほど驚いたのだと思います。
 ただ咳は連続で出ますからね。そのうちこれはこれで自然な何かなのだと感じたらしくだんだん無反応になってきました。はじめは咳のことを吠え声の一種だと勘違いした可能性があります。
 
 このまえは歯を磨いているところをしばらく見せたのですが、長いこと見つめていてどういう意味なのか右手を上げていました。それやめなよ、と合図しているような感じがしたので洗面所に戻りました。何だか書いているうちに犬の観察をしているのだか、犬と同レベルというだけの話なのかよくわからなくなってきました。
 まあ、いいや。今日は夏期講習の前にお医者さん(脳ではないですよ)に行きます。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2017.07.22 07:19

b297c2ae2e6e84a0368b2d329939b2e91213e605.JPG 私は自分のことをある種のコミュニケーション障害ではないかと思っています。仕事場で、私はきわめて快活に生徒や保護者の方、あるいは先生や教務の方とコミュニケーションをとることが可能です。私が不機嫌であるとか意地悪であるとかーー相手の方が判断することで私自身が決められるお話ではありませんがーー客観的に考えてものすごく珍しいのではないかと思います。
 基本的に教室内において私はコミュニケーション障害を発揮して(?)はいないということですね。
 
 では、どういうときにそういうことを意識するのか。
 犬の散歩に行きますね。犬がかわいいので声をかけられる。私はそういうのが苦痛なのです。「かわいいワンちゃんですねー」とか「なんていうお名前なんですか」とか。声をかけられると「頼むから おれに話しかけないでくれ!」と叫びたくなるのです。
 あ、もちろん叫びませんよ。へらへらにこにこしているだけですが、とにかく苦痛なのです。家内と一緒のときはそっぽを向いていればいいのですが、先日ついに単独散歩デビューした日は大変でした。
 
 犬はやたらと愛想がいいので、人のいるほうほかの犬がいるほうに行こうとする。私は話しかけられるのがとにかく苦痛なので、人のいないほういないほうに逃げていく。犬の進みたい方向と私の進みたい方向がはじめから最後まで正反対なので、散歩がはかどらないことこのうえない。
 人間というのはーーあたりまえですがーー動きます。すると人がいないと思ってうろうろしているところに誰かが近づいてくることがありますね。私はそれ、逃げろ! と犬を引っぱってさらに人のいないところに逃げていく。
 
 こりゃだめだわーと思いました。
 考えてみれば、私は飲み屋さんなんかでも声をかけられるのがあまり好きではありません。話すことはできるもののそういうところでわざわざ人間関係を構築することが美的な感じに思えないのです。
 考えてみれば少年時代からこうでした。友だち・・・的な人間はいましたが、うまく距離がとれずに苦労しました。意味なく深入りしすぎてすぐにいやになったりしました。そういうことの繰り返しでした。
 
 ただコミュニケーション障害を自覚しているからこそ公の場では上手におつきあいできる要素は確実にあります。私のようになかなかうまくいかなくて苦労されている10代の方もいらっしゃると思います。その苦労がお仕事をされてから活きてきたりするものなので、むだではない。大丈夫です。犬の散歩のときには苦労しますが。「面会謝絶」という札を首からかけて散歩しようかな。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2017.07.02 00:38

6bd5b9c2c3c4e3cbae56e3b14b9839bff5fe3482.jpg うちの犬は1月1日生まれなので、生まれてちょうど半年たちました。いまは歯が抜け替わる時期で、顔つきなんかはすっかり大人になってきました。
 とはいえ身体は大きくなっても内側はまだまだ子犬です。いつまでもいつまでも遊びたがって困ります。
 先週はこういうことがありました。その日は息子、家内、私の順で仕事に出ました。まず息子が「行ってきまーす」と出て行きます。うちはまだ挨拶をするのです。その様子を柵の手前で犬はじーっと見ていました。
 
 後ろ姿に哀愁が漂います。しっぽをくるんと巻いて玄関のほうを凝視している。ああ、行ってしまうのか・・・という感じ。尻尾の先だけが少し黒くなっていて、その黒い部分を震わせていました。
 出かけるまでに間があった私は、犬の横にぺたんと座りこんで半バカみたいに犬の様子をながめていました。こりゃちょっと寂しいだろうなと考えたりしながら。
 つぎは家内が出かける番になった。
 
 すると犬はさきほどよりさらに大きく「くーんくーん」と鳴きはじめました。家内のことはとにかく大好きですから。玄関のほうを凝視するだけでは我慢できなくなって、柵を跳び越えようとした。ただやはりちょっとむりです。ぴよんぴょん跳ねているうちに家内は外に出て行ってしまいました。
 がっくりと前脚を柵から下ろし、さっきと同じように玄関を見つめたまま黒い尻尾を軽く動かしています。帰って来てくれよと念じているのでしょうね。
 
 さすがにかわいそうになったので、名前を呼んだ。すると振返ってものすごい表情で乱暴に飛びかかってきましたよ。どうして自分だけ置いて誰も彼もいなくなっちゃうんだ! という怒りをぶつけているのがよくわかります。やけくそみたいな突撃で噛みついてくる。本気ではないのですが。
 それから床の上のおもちゃをくわえてめちゃくちゃに振り回したり、紙類を引き裂いたり大暴れでしたよ。仕方がないのでしばらく相手をしてやります。
 
 やがて少し落ち着いてくる。私も出かけなくてはいけないので、ケージににぼし(好物)を置いてうまく誘いこみます。しばらくすると寝てしまう。あとはそーっと外に出ます。犬でさえこんなに傷つく。小さな子どもに対しては本当に細心の注意が必要だと思います。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2017.06.23 09:21

a5c5e9b0b196c4d39159171ac746c095a54fe2f1.jpg 何をいまさらという感じなのですが、犬を見ているとやはり人間とはずいぶん違うものだなという気持ちになりますね。
 犬もすっかり馴れてきました。私と家内は息子を育てるときもあまり厳しいことは言いませんでした。生活についてもそうでしたし、勉強についても本人任せで放任主義というほどではないのですが、好きにやれという感じで育てました。
 犬に対しても極端に厳しいことは言っていません。
 
 先日も家内の蒲団に間違えてオシッコをするという事件が起きました。夜中に起きてきて寝ぼけたみたいですね。私は隣室にいたのですが、家内が慌てて騒いでいる。間に合わなかったみたいですよ。それでもとくに厳しく叱っている感じはありませんでした。私も顔を出して何か言ったりはしなかった。
 枕元で動物にオシッコされるというのはーー松尾芭蕉の俳諧にそんなのがありましたがーーなかなか風流でいいかもしれないですね。
 
 ともかくそうやってのびのび育っているのですが、犬はとにかく遊びたがりますね。遊びたがるも何も、遊ぶこと以外まったく考えられないみたいです。もちろん食べたり飲んだり寝たりはするのですよ。食べたり飲んだり寝たり、生命を維持するための最低限のことは確実にする。
 そして、あとは「さあ、遊ぼう!」となる。何かに噛みついたり振り回したり飛びついてきたりします。生物というのはまあ、みんなこんなものなのかもしれないですね。
 
 人間の場合、ある程度豊かでーー世界全体から見れば日本は何だかんだ言ってもそれなりに豊かなほうだとは思いますーーだらだらできる環境にあるとき、ただひたすら遊ぼう・・・という「だけ」にはなかなかならないような気もします。
 はじめは喜んでだらだらしていても、何かしら意味のあることをやりたいという気持ちを持つことが多いですね。自分はこのまま漫然と個人的に「遊べてうれしい」という感情を蓄積していくだけで死んでしまってよいのだろうか? そんなことを考えられるのはやはり人間だからでしょう。
 
 子どもたちにもそうした部分を自覚させることは大切であるように思います。もともと芽があるわけですよ。芽があるなとご自身で気づけることは、価値のあることですね。
 
 
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

2017.06.03 00:21

 私は昔も柴犬(雑種でしたが)を飼っていましたが、今回も柴犬を飼いはじめて同じ種類でもずいぶん性質が違うものだと思いました。
 先日、私の家に網戸の修理をされる方がいらっしゃいました。私はそういうときはだいたい逃げて(?)しまうのですが、その方が13時からを11時と間違えて来られたので、もうどうしようもない。
 どうもマンションの管理会社の連絡が悪いみたいでした。いままでもいろいろなことがあり、本当に管理会社が変わって妙なことが増えましたよ。
 
 で、その人は犬の部屋を通ってベランダに出ました。私は自室にいてさぞかし吠えるのではないかと危惧したのですが、まったく吠えません。おかしいなと思って遠くからちらりとのぞいたのですが、寝そべったまま悠然と見ているではないですか。
 昔飼っていた犬は人が近づくとワンワンワンワンやたらと吠えました。番犬としてはいいですが、ちょっと吠えすぎる感じがあった。知っている方でも家族以外だとそれこそ気が狂ったように猛烈に吠える。なかなか覚えられないというより、気質的なものが大きい感じでした。
 
 私はそこまでは見ていませんでしたが、いよいよ網戸修理の方が帰ることになった。ケージの前で犬に指を指し出すとくんくん臭いを嗅いで尻尾を振っていたそうです。
 まあ、いじめられたことが1度もないですからね。性善説みたいなものが根底にあることはあるのでしょう。散歩に行ってもあちらこちらでやたらと愛想を振りまいているそうです。人間だけではなく犬に対してもそう。近所のペットショップでは作り物の犬が玄関に置かれているのですが、その置物にまで尻尾を振って飛びついたりしているそうなので大丈夫か? とちょっと心配になります。
 
 家族に対してだけですが、噛み癖は直らないですね。けっこう強く噛んでくる。これまた昔飼っていた犬は親愛の情をあらわすときはぺろぺろ舐めてくるだけで、ふだんはまったく噛みませんでした。ずいぶん個体差があるものだと思います。
 手足が大変長くすらりとしてきました。とくに後ろ脚が長いですね。前脚をぴょんぴょんあげるクセがあり、外で「カンガルーみたい」と笑われたそうです。
 私たち親子3人が喋っているとうれしそうにしているのですが、言葉はわからないわけでちょっと孤独なのではないかと感じるときがあります。
 
 また逆にコミュニケーションというのは本当に言葉だけに頼るものではないのだなと感じることもあります。そのあたり人と人とがうまくやっていける鍵が隠れていそうですね。
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2019年12月   >>
01 02 03 04 05 06 07
08 09 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

新着記事

月別アーカイブ