2019.06.30 00:52

 犬は現在9、6キロです。前回測ったときもそれぐらいでしたから、質量としてはそろそろ完成型かなと思います。はじめは2キロ台でしたから4倍以上ですね。身体だけではなく、精神的にも少しずつ大人になってきているようには感じます。散歩のときの振る舞いなどは以前より落ち着いてきました。家内といるときははしゃぎすぎてしまうらしいのですが、私と一緒のときは以前より暴れなくなりました。
 先日はこういうことがあったそうです。何から何まで間が抜けた話なので笑ってしまいましたよ。
 
 当日、私は留守にしていました。家内が自分の昼食の準備をしていた。ハムとチーズをトーストしたパンの上に乗せて食べようとしていた。チーズは・・・とにかく好物なので彼女(犬のほうです)は匂いでわかるのです。彼女(犬)にあげているチーズはベビー用のもので塩分なんかはほとんどないやつなのですが、匂いそのものは大人が食べるものも同じなのでしょう。
 1度私が夜中にチーズケーキを食べていたら、真っ暗な部屋から眠そうな目でよろよろ出てきたのにはびっくりしました。匂いに迷い出てきたのですね。
 
 家内はトーストを用意してからちょっとだけ席をはずした。犬はテーブルの下にいるので大丈夫だろうと考えたのです。ところが人間の座る椅子がありますね。人気がなくなるとぴょんとそこに飛び乗った。それから顔を突き出してお皿の上のパンをくわえ、床の上に落としました。
 息子が帰宅してドアを開けたのがその瞬間だったそうです。椅子から飛び降りた犬が床の上の何かを食べている。あまりにもすごい勢いなので「床を食ってるのかと思ったよ」と笑っていました。
 
 家内も戻ってきたのですが、うーうー威嚇しながらとにかくハムとチーズはぜんぶ食べてしまった。パンはとりあげたものの、そのまま床をぺろぺろ舐め続けている。「こら!」と一応は叱ったらしい。まあ食べたもの勝ちですね。
 人間用のハムとチーズなので塩分が過剰なのでしょう。そのあと何度も何度も水を飲んでいたそうです。私はあとでその話を聞いてだめだろうと言いながら頭を撫でたのですが、もちろん何の話だかわかりません。うれしそうにすり寄ってきます。
 
 犬は本当に家族化してくるものですね。昔、座敷で飼っている秋田犬にお箸でおかずを食べさせていたというよそのおじいさんの話を聞いたことがあり、いくら何でもやりすぎだろうと感じたのですが、だんだんうちも近づいてきているような気がします。
 息子が帰ってきてから、犬はなぜか息子の部屋に入らなくなりました。犬なりに遠慮が出てくるのでしょう。そのへんはまた犬側からの家族感覚なのだと思います。
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2019.06.11 10:31

 連日、雨模様ですね。昨日は家内が具合が悪かったので、朝の犬の散歩には私が行きました。ちょっとだけ教室にも来ましたが、本来はお休みでした。ときどきそういうことがあります。私自身はお休みのときに教室に来て何かをすることはまったく苦痛ではありません。
 雨の中を犬と歩く。私は傘をさしていますが、犬は当然濡れます。けっこう降っていたのでだんだんびしょ濡れになってくる。
 
 ときどきぶるぶるぶるっと犬がよくやるやり方で身体を振って水滴を飛ばしていました。ああいうのは人間には無理ですね。本能的な何かだと思います。気の毒なのでトイレをすませたところでさっさと帰ろうとした。
 ところが犬は帰りたがらないのです。帰りたがらないだけではなく、面白い行動に出ましたよ。芝生の上に座ろうとする。座ったきり遠くをながめてじっとしていようとする。
 
 私は当然引っぱるわけです。「さあ、行くぞ」とか「そんなところにずっと座っているとどんどん濡れてしまうよ」とか声をかけて促すのですが、頑として動かない。大きな公園ですが、昨日の朝は犬の散歩をしている方はほとんどいなかった。人通りもない。風も強かったからでしょう。
 しーんとした公園でひたすら座っている。幼児を抱いたお父さんが歩いてこられた。お子さんをどこかに預けてから出社されるのでしょう。
 
 利発そうな小さいお子さんが腕を伸ばして「ワンワン! ワンワン!」と繰り返す。その様子を犬もまたじーっと見ている。私は散歩中、いつも犬に話しかけているので「子どももいなくなったし、もういいだろう?」と言う。それでも動きません。遠くをながめている(ように思える)。
 いい加減面倒臭くなったので「お前は忠犬ハチ公か!」と強くリードを引っぱったら、しぶしぶ腰を上げました。
 
 自宅に帰って訊いてみると、家内は「雨の日はいつもそうだ」と言っていました。芝生に腹ばいになったりもするそうでーー気持ちがいいのですかねーーいつもより長いこと外にいたがります。きのうは近所のペットショップで月1回の恒例のシャンプーをしてきました。雨が降っているのでお店の方が車で送ってきてくださった。人間はそうやってなるべく「濡らさないように」と考えるわけですが、犬自身は違うのでしょうね。
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2019.04.04 04:50

 困りますよ。犬の話です。先日、事件を起こしました。小さな犬に飛びかかっていった。自宅の前の大きな公園には犬(と飼い主)がたくさん集まっています。そこで飛びかかっていったそうです。
 家内ははじめちょっとふざけているぐらいに見ていた。相手は小型犬で、もこもこした服(?)を着ていた。その服に噛みついたまま持ち上げて左右に振りまわし投げ飛ばした。小型犬はキャンキャン鳴きわめき、飼い主の小学生の女の子まで泣き出してしまったというではないですか。
 
 服は破れてしまいました。家内はうちの犬をとりあえず仲間に預け、女の子のご自宅まで謝りに出向いたそうです。うちのバカ犬が暴れましてお宅さまの大切な犬を投げ飛ばし服も破いてお嬢さんも泣かせてしまいました・・・。いったいいくつ悪いことを重ねているんだよという感じです。
 おばあさまらしき方がご在宅でした。幸いとても穏やかでていねいな方で念のために病院に犬を連れて行かれたあと、何ともありませんでしたとわざわざお電話までくださったそうです。
 
 家内が犬を仲間に預けて謝りに行っているあいだ、うちの犬は家内と離れているのが不安だったようでずーっとギャンギャン騒いでいたらしい。まったく困りますよ。
 不思議なもので、私と散歩しているとき彼女(犬)はけっこう大人しいのです。顔見知りの方が家内が連れているときとは別の犬のようだとおっしゃるので、確かにそうなのでしょう。他の犬に飛びかかっていきそうなときも私は強く「乱暴するなよ」と注意するので、犬なりにわかるみたいですね。
 
 家内は息子が幼いころ、非常におおらかに育てていました。私個人はもうちょっと母親は注意したほうがよいのではと感じることもあったのですが、自分の少年期のように口うるさく干渉されて変にねじれてしまうよりはいいのかなとも思って、静観していました。小学校低学年のころは息子もいまの犬同様乱暴者で、家内どころか私まで複数回呼び出され(公立小学校ですからよほどのことだと思います)たりしたのですが、少年期から現在(25歳)にかけてはきわめて穏やかな優しい子に育ってくれています。
 
 我慢して叱らないというのではなく、家内は子どもに対するいらいらをあまり意識しないタイプだったのだと思います。それはひとつの長所であり、人間を育てていくうえで寛容さは大きな意味のあることだと感じますが、今回は相手が犬ですからね。少し厳しくしつけないといけませんね。けさも家内は相手のお宅に最後のお詫びに行くような話を(昨晩)していましたよ。
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2019.02.18 04:20

 犬がチーズが好きで困りますよ。困ることもないのですが、何よりもチーズが好きです。気まぐれに食べさせていたのですが、少し太ったので量を半分に減らしました。半分ずつ朝と晩に食べさせています。
 食べさせていますというか・・・向こうから来るわけです。チーズをくれ。チーズをくれと喋りはしませんが、どう考えても「チーズをくれ顔」なのです。それ以外のことは考えていないぞという決然たる表情で来ます。
 
 朝は決められたエサを食べるまえに来ます。少し食べかけて、おっとー! という感じで私のところにすたすた来る。まずチーズを食べてからと考える気持ちはわかるようなわからないような複雑なところですね。つまらないものでお腹がいっぱいになってしまったらもったいないと考えているような気はします。
 そのあたりは私が人間だから「もったいない」ともっともらしい理屈を考えてしまう可能性もあります。もっと行き当たりばったりなのかもしれません。
 
 大変なのは、私が夜中に帰ってきたときです。犬が寝ている隣の部屋でごそごそしていると「キャン!」と鳴く。「ワン」ではなく「キャン」です。悲鳴に近い感じ。何度も何度も鳴いてなかなかあきらめません。こっちが根負けしてカーテンの内側をのぞいてみると柵に前脚をかけて出てくる気満々ですよ。
 こちらの顔を見て「夜のチーズをまだもらっていないぞ」と訴える。これまた喋るわけではありませんが「夜のチーズくれ顔」なのです。
 
 柵を開けるとすたすた出てきます。人間のベビー用の薄いチーズを半分だけちぎってやるのですが、待ちきれなくなって瞬間的にふらーっと立ち上がったり(?)する。「立てるのかよ!」こっちもびっくりしますよ。だいたい5回ぐらいに分けてやります。量は同じでも、何度も食べたほうが満足がいくでしょうからね。チーズを食べるたびに私の指もぺろぺろ舐める。そうしたことに羞恥心はないみたいです。最後のひとかけを手に「待て」と言うと、大げさに顔をそむけます。見ているとついつい食べてしまうからでしょう。
 
 食べ終わると暗い部屋に戻って行く。満足して寝る。習慣になってしまいましたよ。毎朝毎晩、そんなことをしています。
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2019.01.19 03:32

 おかげさまで、家内の手術は無事に終わり昨日退院いたしました。いろいろとご心配をおかけいたしました。ありがとうございます。
 金曜日に退院した(私は本部での会議にだけ出席し、お休みをいただきました)・・・ということは、水曜日と木曜日犬は家内と1回も会わなかったことになります。
 ここに来てからそういう日は1日もなかったわけで、犬なりにとまどっている感じが伝わってきました。私が散歩させると、歩きながらときどきこちらを見上げて不思議そうにしています。
 
 困ったような変な顔をするのです。「散歩させるのが、あなたなのはどうしてですか?」という顔つきなのでこちらも困りましたよ。不満というわけではないのでしょうが、そうかといって納得もできないという表情でした。歩く場所だとかリズムだとか、当然家内と私では違うわけで、そのあたりも微妙な違和感があったのではないかと思います。
 やっぱり寂しいのでしょうね。はじめのころは玄関先に座って、家内が帰ってくるのを待っていたりしました。忠犬ハチ公か! と思いましたよ。
 
 いつまでたっても帰らないので、とぼとぼと奥にもどっていく。横顔を見ると遠くを見るような目つき(?)をしていたので、たぶん思い出していたのでしょうね。
 息子が元気になって手伝いに来てくれたのもよかった。手伝いと言ってもインフルエンザの治りたてでまだ会社にも行かせてもらえない身分ですから、犬とたわむれているだけです。しかし、それは犬にとっては非常に心強かったのではないかと思います。私がいない時間帯、息子がごろごろしていますからね。
 
 おかしかったのは、散歩から帰ってきたときですね。犬の中では散歩から帰ってきたらきっとあの人もいるはずだというイメージがあるらしいのです。リセットされているという信念があるのでしょう。絶対にいる! お母さんは家にいる! という感じでぐいぐいリードを引っぱって自宅に帰る。玄関前では待ちきれなくてじたばたする。
 扉が開いて中に飛びこむと・・・あたりまえですが、やっぱり家内はいません。なあんだと打ちひしがれる。
 
 家内の入院していた病院はキリスト教系の病院でした。お医者さまが手術の前にお祈りしてくださったというのでびっくりしました。いい手術ができますように、患者さんがめざましく快癒しますように・・・というお祈りのあとで麻酔をかけられたそうです。
 授業もそうあるべきだなと思いましたよ。今日(も授業があります)からは、見えないところで明確にお祈りしようと思います。まあ、いくつになっても勉強ですね。
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2019.01.12 01:24

 月に1回犬をシャンプーしています。全身を洗ってもらう。近所にそういうお店があるのです。子犬のときから通っているので慣れている。慣れているどころか大喜びで出かけていきます。
 そして帰ってくるといい匂いになっている。ハーブ系のとてもいい匂いです。全身がハーブ系ふかふかタオルみたいな感じになって帰ってきます。お前いい匂いになったなとくんくん嗅ぐと迷惑そうにしますね。
 
 とくに信じがたいのが、顔までいい匂いがするということでしょうか。
 私は不思議に感じたので、今回は(1月は7日にシャンプーしてきました)、全身を徹底的に嗅いでみました。まあ、しものほうはもう生理的に汚くなってしまっているので嗅ぎませんよ。
 そうではなくて上半身と顔の匂いを嗅いでみたということです。とくに顔でしょうか。すると鼻の脇の皮膚までいい匂いがする。
 
 具体的に書くとヒゲから口のあたりまでーー犬の顔の▽の部分ですーー完全にハーブの香りがする。
 これは信じがたいことで、洗剤だか石鹸だかをつけて鼻先まで洗った証拠になるでしょう。よくもまあ、そんなところまで洗われながらじっとしていられたと思います。自宅で石鹸なんかで洗ったら、大騒ぎで暴れると思いますよ。場合によっては洗われているところから脱走して、家じゅう泡だらけにしてしまうかもしれません。
 
 いつだって自宅ではそんなことばかりです。
 先日は風呂場に入って勝手に丸い石鹸を持ちだし、息子の蒲団のうえでがりがり齧っていたと聞きました。もうめちゃくちゃですね。それを全身シャンプーされながら大人しくしているというのは、ある意味催眠にかかっているのかもしれません。
 ペットショップの方はそのへんがすごくわかっていらっしゃるでしょう。プロということですね。ちょっとだけ、私たちの仕事に似ている要素はあるのかもしれません。
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2018.11.29 01:24

 自宅でとくにキッチンにいると、犬がしょっちゅうまとわりついてきます。それを抱き上げたり撫でたりしているのですが、ときには自分からごろりと横たわりおなかを上にしてもっと撫でて! という仕草を見せるときがあります。こうまで無防備でいいものだろうかと苦笑してしまいますよ。
 身体をマッサージするようにさすっているうちに犬の身体の構造がわかってくるのですが、ここに肉がついているのかとかここが鶏でいうところの手羽先だなとか妙なことを考えます。
 
 するとーーここのところとくにそうなのですがーー肉を食べたいという気持ちが希薄になってきてしまいました。もともと私はあまり肉を食べません。これは健康のためではなくまた宗教的な何かでもないのですが、以前ちょっと屠殺関係の記事などを興味本位でまとめて読んだことがあり、それ以来なんとなく距離を置く感じがあるのです。
 肉食する方に違和感を覚えるようなことはもちろんなく、この前息子が帰ったときは彼のリクエストに応じて焼肉をしました。
 
 ですから堅苦しいものではありません。ありませんが、おなかを上にして撫でているときもこの中にいわゆる肝臓や腎臓や胃や腸が入っているのだなあと想像すると、やきとん屋さんで「レバーとシロを塩でね」などと気安く注文するのが何となくはばかられるというか・・・まあ、1人のときに積極的に肉を食べようという気持ちが薄れてきているということですね。
 犬のような小動物を飼うと情操教育にいいということは昔から言われていますが、一般的に悲しみや喜びや信頼関係に敏感になるということはあるかもしれません。
 
 小動物はほんのちょっとしたことで大喜びしますし、つまらないことですっかりしょげ返ってしまいます。そしてこちらを強く信じている。そういう感情の揺れを見ていて、子どもたちが自分の社会にも応用できるようになるということなのでしょう。
 うちの犬ははじめのころ鏡を見ると身構えていましたが、どうやら少し成長して鏡に映っているのは危害を加えない存在だとわかってきたようです。まったく動揺を見せなくなりました。
 
 ただし「これが自分である」と本当に理解できているかどうかはわかりません。猿は鏡が理解できる動物だそうですが、犬がそうなのかどうか。
 いまは10キロになりましたよ。
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2018.11.16 01:10

 自慢ではないですが、うちは汚いのです。汚いというのは掃除をしない。片づけないということですね。それでよしとしている。
 家事は主に家内でやってくれていますが、これがまた豪快。片づけなくても祭りみたいでいいじゃないかー! 的なムードが家じゅうに漂っているのです。まあ、家内の体調のことなんかもじつはあるのですが。
 なかなか不思議なもので、私も1人ならきちんとするのですが、2人だと思うようにならないので全然きれいにする気にならない。
 
 2人しかいないのに汚いということは、もちろん私にも責任があります。きれいに暮らしたいという気持ちがないわけでもないのですが、自分の部屋とトイレ(その2つは自分が掃除しています)以外はどうでもいいような気持ちもある。
 するとたとえばこんなことが起きます。洗濯をして取りこんだ洗濯物がいまは独立した元「息子の部屋」の中に雑然と山になっている。多くはまだ洗濯ばさみにはさまった状態のままです。家内もたたまない。私も何も言わないし手伝わない。
 
 するとたんすに着替えがなくなりますね。完全に空になる。私はのこのこ息子の部屋まで出て行って必要なものを洗濯ばさみからはずして持ち帰ります。下着とか靴下とか。ごっそり持って行くことはありません。必要なものだけをーーつまり1つだけーー持ち帰ります。
 先日、こういうことがありました。2つの部屋をうろうろしていた犬の姿がふと見えなくなった。ときどきベランダに下りていくことがあるので、しょうがないなと思って見に行くとベランダの網戸はちゃんと閉まっていてベランダにもいない。
 
 あれれれ? と探していたらごそごそと洗濯物の山が動き、中から犬が幸せそうに顔を出すではないですか! ふわふわしてあたたかくて気持ちがいいからでしょう。中で寝そべっていたらしい。さすがに驚いてだめだよ、こんなところに入ってはと手をかけると「ウーッ!」とうなって噛みつく素振りを見せます。
 ただ本人(本犬?)じつは悪いことをしているという自覚はあり、すぐに山から出てきて自室に逃げていきました。
 
 こりゃだめだと思ったので、出かける前に家内に「犬が洗濯物の山から出てきたのでたたんでおいてくれ」と置手紙を残しました。犬は草むらを駆け回り、土の上に寝そべり、他の犬と取っ組み合ってじつに汚いですからね。部屋に戻るときに拭くだけは拭いていますが、たいしてきれいにはなりません。そんなのが乗っかってしまっては、洗濯の意味がないですよ。
 その晩、帰ってくると洗濯物はきれいにたたまれて自室の机の上に乗っていました。犬のおかげと言えば犬のおかげです。
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2018.11.07 09:48

a71245b166d5892bc7b697ea07adaca31740ab32.JPG 息子(写真は息子ではありません)は現在吉祥寺というところでひとり暮らしをしていて、ときどき帰ってきます。月に2~3回ですね。するとクールなうちの犬が珍しく大喜びします。大喜びして甘える。くっついていくのでおかしい。
 息子が自宅にいたときはそこまで甘えていませんでした。しばらく会っていないという感覚が犬なりにあるのだなと思いました。
 で、問題はここからですね。
 
 息子が自宅から会社に行く。蒲団をたたまないで出て行く。ムアツふとんなのでたたむというより丸める感じになります。
 もともと家内が、次に息子がムアツふとんに寝るようになりました。彼らは文化的にいつも同じレベルにいます。私だけが原始人みたいな生活を送っている。携帯電話なんかもそういう感じです。あるとき薦められて私もムアツふとんにしてみたら、すごく寝やすいのでびっくりしました。どういう構造になっているのかわからないのですが、水分を常に発散しているらしくじめじめしません。干さなくても風にあてれば問題ない。
 
 私が朝部屋から出てくると、敷きっぱなしになった息子のムアツふとんに犬がしばしば寝ていることがあります。そんなところに寝たらだめだよと言うのですがーーそして彼女はそれぐらいの理屈はわかるはずなのですがーーわざと知らん顔をしている。知らん顔をしているときは目が真っ黒ではなく少し白くなるのですぐにわかるのです。
 何かしらいけないことをしているという自覚があると白目の部分が必ず出てくる。これは面白いですよ。
 
 まあ、いいかと放っておく。するとうとうとしはじめます。犬にとってもムアツふとんは気持ちがいいのかもしれないですね。犬は息子に「もっと帰ってきて」とか「寂しいから行かないで」とか、あたりまえですが言えません。言語がないというのはなかなか切ないものだなと思います。
 息子の蒲団は息子の匂いがするのでしょうね。まあ、翌日は片づけてしまうのでその日ぐらいはいいのかな。
 
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2018.10.03 01:18

 犬のしつけの本を読んでいたら柴犬という犬種は決まりを守りたがる犬だと書かれていました。守りたがるというのも妙な表現ですが、そういうものらしい。守って、そのことを褒められるのが好きなのだそうです。きちんとした種類なのですね。オオカミにいちばん近いという記事も読みました。意外ですが、オオカミも規律を守るという話は何かで聞いたことがあります。
 面白いので、私の部屋には入らないということをしつけてみました。確かに守りますね。もともとはふらふら入っていたのです。
 
 私がいないときに入るらしくて毛が落ちていたりした。来たな・・・とわかってしまいますね。
 ある時期から入ろうとするたびに「だめだぞ」とか「こら、入るな」とか注意してみた。それでもしばらくは私がいないときに、家内の目の前でこっそり入ったりしていたそうです。それがここのところ絶対に入らなくなりました。ぎりぎりのところまでは来る。そこでつんのめったようになり、そこからは入らない。ドアのぎりぎりのところですね。
 
 先日はこういうことがありました。私はふだん2時すぎに寝るので朝の7時台はまだ眠っていることがあります。トイレにだけ行った。家内はもう仕事に出たあとでした。犬だけが家の中をうろうろしていた。
 私がもう一眠りしようと自室に戻るとドアの外に犬の気配がします。廊下から爪の音や小さなため息みたいなのが聞こえてくる。寝る気は満々だったのですが、かわいそうなのでドアだけは開けておこうと考えた。すると案の定枕元まで来ていました。私はドアぎりぎりのところに頭をくっつけて寝ています。
 
 変な寝方なのですが、万が一大地震が起きたときそのスタイルがいちばん安全だということに気づきました。私が寝てしまったので犬もすぐ目の前の廊下で横になりました。彼女には彼女の自室(?)があり、犬専用の蒲団みたいなのもあるのですがやっぱり人恋しいのでしょうね。こちらをちらちら見ながらすぐ近くで眠ってしまいました。
 で、8時半ぐらいに私が起きるとむっくり立ち上がって自室に戻っていきました。最近は私がいないときも部屋に入っていないと家内から聞きました。そういう犬種なのだろうと思います。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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