2017.05.18 00:17

 よく「文武両道」というような宣伝(?)がありますね。どちらもしっかりやりましょうということですが、文武はともかくとしてこの「両道」というのはなかなか難しい要素があるように感じます。
 このブログで何度か記事にしたことがありましたが、将棋界でいままでいちばん長く名人位を保持し続けた大山康晴永世名人が、「ゴルフなんかが面白くなってしまっては将棋に悪影響が出る」とおっしゃっていたことを私はときどき思い出すことがあります。
 
 大山永世名人のこの発言に関しては、当時の若手の先生方がちょっと反発されていました。
 亡くなられた米長元名人もそのお1人で、人生はバランスが大切で対局中は部屋に閉じこもっているわけだから休みの日に健康的にゴルフに興じることはいいことなのだという意味のことを何かに書かれていました。
 ただ大山先生の発言にはじつはもっと限定された意味があり、頂点に立ち続けたいのなら・・・というニュアンスが含まれていたように記憶しています。
 
 大山先生は将棋は室内競技である。将棋以外に深くのめりこみたいのであれば麻雀とか囲碁とか将棋と共通する要素を持つものにするべきだとおっしゃっていました。
 私はこの考え方には一理あるという気持ちを持ちます。いま中学生棋士の藤井四段が破竹の快進撃を続けていらっしゃいますが、彼は将棋がすべてだとおっしゃりながらかなりの読書家であるということが憶測することができます。
 愛読する作家に沢木耕太郎先生の名前を出されていましたが、私の周囲で沢木先生が好きだという方は非常にたくさん本を読まれる方ばかりです。
 
 中学生がピンポイントでいきなりたどりつく作家ではないでしょう。何かのご縁があって少しずつ近づいていかれた。さらに藤井先生は小学校4年生ぐらいから大人の新聞を読みはじめたそうです。
 将棋以外に両道として「活字を読む」ということがあったのですね。この両道は連動してすごくうまく作用すると私には思えます。これが仮にもう1つの道がスケートボードだとかカラオケであったりしたら少しだけ違っていたでしょう。
 
 文武両道を勉強や仕事以外に単純に好きなことをしたいだけすることと解釈すると、ちょっと歯車が狂ってくることがあるかもしれません。ときどき大人でもそういう例を見ました。真に連動しているかどうかが大切ですね。
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2017.05.16 00:25

 先日書いたようにときどきめまいが起きます。放っておくのもよくないような気がしたので、耳鼻科の先生のところに相談に行きました。検査しましょうということになって、いろいろ調べていただいた。
 いまは便利な機械がありますね。「異常」とはっきり出ましたよ。しかも耳由来の異常なのか脳由来の異常なのかまでわかります。幸い耳のほうで、右耳が聴こえにくくなっている。血行障害ではないかということになりました。
 
 で、4種類の薬をとりあえず1週間飲んで様子を見ることになりました。これがけっこうな分量なのです。水剤(妙にまずい!)というやつまであって、1週間分だとそれなりの重さになりました。でもまあ、とりあえずよかったですよ。
 むりをしたりいきなり身体を激しく動かしたりしないようにとも言われました。こういうのはバランスの崩れみたいなものがあるのでしょうね。自分の場合、やっぱり睡眠がちょっと足りていないような気がします。もったいない気がして起きてしまうのがよくないな。
 
 犬が来てから犬より長生きできるだろうかということをときどき考えます。万が一、家内が先に死ぬとしますね。息子はいずれ家を出ていくでしょうから、犬と私が残されることになります。私まで死んでしまうと犬は困るでしょう。そんなばかなことをぼんやり思いめぐらすようになりました。
 息子のときは自分が死んでも息子はやっていけると感じていました。人間ですからね。しかし、犬は何が何だかわからないでしょう。そういう意味で最近生きていようかなという気持ちが少しだけ湧いてきました。
 
 長く生きるといっても寝たきりでは犬も困りますから元気に長くということになりますかね。
 犬は時間感覚が鋭い動物だそうですね。私がふだん遅く帰ったときは静かにしているのですが、少しでも早く帰ると(日曜日にそういうときがあります)閉じてある部屋のカーテンの向こうでクーンクーンと鳴きます。ちょっと顔を見せてくれという感じですね。少しだけ遊んでやると気が済んで静かになります。
 よく手脚を伸ばして仰向けになって寝ています。飼い主に死なれたらどうしようなどという心配はーーあたりまえですがーーないのでしょうね。
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2017.05.15 09:32

 大昔、こういうことがありました。私が中学に入ったときのことです。私は本格的にある活動をしたいと思いました。そういう部活もあったので入りたいと両親に話した。するとだめだというのです。どうしても入りたいと訴えたのですが、絶対にだめだと。
 理由がいかにもうんざりで、受験に関係がないからそんな活動はむだだという。大学受験(私が入ったのは私立の中高一貫校でした)に役にたたない。まだ中1になったばかりなのですよ。受験勉強に役にたたないことはお前の人生に必要ないとまで言われました。
 
 そしてある部活に入るようにも言われた。これまた私にとってはうんざりするような部で入ったもののすぐにやめてしまいました。全然面白くない。
 先輩たちはすごくいい方ばかりでした。人間関係自体は楽しめました。ただ自分にまったく興味のない分野ですからね。放課後、貴重な時間をつぶして何をやっているのだろうという気持ちになりましたよ。
 そんなことが度重なって、自分は「受験」しか頭にない両親の価値観を徹底的にきらうようになりました。あまりにも浅薄に思えたのです。
 
 嫌悪というよりは軽蔑の感情に近かったような気がします。こりゃ話にならんわという感じですね。ですから、もう何も言うことを聞かない。ただまだ正面から反抗できるほどの体力はなかったので、ウソばかりつきました。ウソばかりついて、とにかく自宅に帰る時間を遅くした。
 友人と都会の雑踏を用事もないのによくうろついたものです。彼にもまたそうしていたい事情がありました。あんな家帰りたくねーよな・・・みたいなことを愚痴りあったことを覚えています。
 
 もうそうなってしまうととにかく親には何も相談できない。相談したところで受験のことしか言わないのですから、深みも何もない。
 たまに生徒が私のところに来て「勉強する気が起きない」と訴えてきます。状況を見て「ぜんぶやめちゃえばいいじゃないか」と言うとすごくうれしそうな顔をするときがありますよ。お互いにもちろん「ぜんぶやめていい」とは考えていない。ただ「ぜんぶやめてもいい」と語りかけられる大人の感性の中には、窒息しかけている少年少女の魂をよみがえらせるだけの何かが潜んでいるのです。
 
 ぜんぶやめたって何とかなるだろうと言う。するとそれはさすがにまずいスよ・・・とにやにやしながら帰っていく。しばらくして担当の先生に様子を訊いてみると「最近、けっこう頑張っていますよ」という返事が返ってきたりする。
 大人側が深い人生観を持っていないといけないですね。背反するものを包括しているのが人生です。矛盾は当然であり、一時的にどちらにころんでも、こちらは守ってやれるよという安定感ですね。本当の大人のすごみはそのあたりに出てくるのだと思いますよ。
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2017.05.14 07:24

 入社後1年経過ということで、息子の会社で面接があったそうです。偉い方がいらっしゃって、1年間の仕事ぶりを総括してくださった。その話を聞いていて、なるほどと思ったことがありました。
 伝え方の問題ですね。本人がやる気を起こすように起こすように引っぱっていく技術というか心構えというか。こういうところは先生と生徒や親子の関係でも同じです。どんな正論であっても、本人がやる気をなくしてしまったら失敗でしょう。
 
 ひととおり面接が終わったあとで、担当の偉い方がこうおっしゃった。「すごくできる社員になりたいのであれば・・・」とわざわざ前提をつけた。ですから命令口調ではありません。熟練の話術ですね。
 いままで見ていると、できる社員に限ってなぜか早め早めに出社してくるとおっしゃったそうです。そして「もしそうなりたかったら朝早く来るといいかな」とアドヴァイスされた。
 
 息子はおれも早めに行こうかなと笑顔を見せていました。気分のいい提案だったのでしょう。確かに聞き方によってはおまえだって「できる社員」になることは夢ではないぞと言われた感じを受けるかもしれません。息子は単純にそう受け取ったような気がします。
 これを「もっと早く来なくちゃだめじゃないか」とか「来るのが遅いんだよ」とか叱責されたらどうでしょうね。命じられればもちろん早くは行くでしょうが、うきうきとした気分で行けるのかどうか。
 
 こういうのは本当に技術の問題だと思います。その技術を生み出す原動力は何といっても相手に対する思いやりですね。こう伝えたほうが相手の気持ちが高まるのではないかという想像力が必要です。伝達というのは、伝えたい内容を垂れ流すことではありません。自分の伝えたいことを相手の心にしみわたらせることこそが本当の目的でしょう。
 ご本人の気分がまったく盛り上がらないようであれば、伝達した行為によって真の伝達が阻害されるというおかしな状況も考えられます。
 
 ちっとも勉強しないだめなやつだなと言う。伝達したいことは「勉強してほしい」ですが、そのセリフでお子さんがへそを曲げてしまったのであれば、何も言わなかったほうがましだったということになりかねない。
 伝えたいことが相手の心にどう響くか。的確な想像力が働く背景にはやはり相手に対する大きな思いやりがあるはずです。人間の信頼関係はそうやって作っていくものですね。想像力を駆使して相手を鼓舞することだけを伝えていく。あの人の言葉は進んで聞こうという大人に、私たち自身がならないといけない。こちら側も細心の注意を払って提案しなければいけないと思いますよ。
 
 
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2017.05.13 00:15

 アニサキスという寄生虫が話題になっていますね。私はこういうことに興味があり、いろいろと動画を調べているうちにちょっとこわくなってきました。イカだとかサバだとかに普通に入っている。調理場でもけっこう見つかるそうです。腕のいい職人さんが見つけて除外する。ですから、多くの場合害はない。害はないと言われても、そんなにいるものなのかという気持ちにはなりますよ。
 刺身類はわりと好きでよく食べていたのですが、ちょっとしばらくやめようかなと思いました。
 
 するとけっこう昼に食べるものに迷います。どこでもお店に入るとあまり深く考えずに「刺身定食」の類を食べていたのです。見知らぬ土地では、やはり深く考えずに回転寿司に入ることがよくあります。量も調節できてちょうどいいですからね。それがだめだとなってくると・・・というわけで、昨日は会議と会議のあいだにいままで入ったことのないお店に入ってみました。天ぷらだとかうなぎだとかをメインにしているらしく、混んでいて座敷に通されました。
 
 隣のテーブルに3人組が座っています。若い2人はあきらかに肉体労働者風。服装でわかりますね。向かいにこぎれいな服装のおじいさんが座っている。若者のうちの1人は日本人ではありませんでした。よくわかりませんが、アフガニスタンなんかの映像で目撃する感じの風貌でした。
 おじいさんは会社の偉い方なのでしょう。「お国のご両親を呼んであげたらいい」と言った。「浅草とか東京タワーとか連れていってあげたら喜ぶよ」口調が本当に穏やかでやさしい感じでした。
 
 青年は日本語がまだ十分理解できていないようでした。「お金がない」というようなことを答えた。「技術を身につけて一生懸命働けば稼げるよ」とおじいさん。「けがに気をつけないといけないよ。あと悪いことは絶対にしてはいけない。儲かりそうだからという理由で悪いことをしたらお母さんが悲しむからね」
 もう1人の青年は赤ちゃんが生まれるらしく、いつだっけ? とやはり声をかけていました。うれしそうに11月ですと答えた。
 
 おじいさんは違うものを頼んでいましたが、青年たちのところにはうな丼が運ばれてきました。おじいさんは日本人の青年に「山椒をかける?」と訊いた。さらに外国人の青年には「きみはこの香辛料はかけないほうがいいかもしれない。クセがあるから」と言いました。
 日本人の青年は「おれ、じつは弁当を持ってきているんで3時のおやつのときに食うことにします」と言っていました。急に食事に誘われたのでしょう。
 
 お会計は当然のごとくおじいさんがぜんぶ払っていました。「ごちそうさまでした!」青年たちは本当にうれしそうでしたよ。とくに外国人の青年は心底感激している様子でした。あまりこういう機会がないのかもしれません。
 まあ、しかし、あのおじいさんーー70歳ぐらいだと思いますーーの悠然とした振る舞いには感心しました。昔の日本にはああいう感じの人がけっこういたように思うのですが、最近はあまり見かけないですね。内側から滲み出てくる何かーー目のまえの相手につねに全力を尽くせる美学みたいなものを持っているのですね。
 
 
 
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2017.05.12 02:10

8e19a9aee0058303b6a20136a41fcd011ecf7553.jpg 犬がやたらと暴れるようになってきましたよ。悪くなったというより、要するに馴れたのですね。馴れて本来の子犬らしくなってきた。
 家内のことが大好きでいちばんなついています。家内が留守だと私と遊んでいる最中でも家内を探している感じになることがあります。(あの人も来ないかなー)みたいな気持ちなのでしょうね。家内は穏やかな人間なので、息子も犬ものびのび育ちました。ありがたいことです。
 
 ふざけて噛みついてくるのですが、遊んでいるうちにだんだん興奮して強く噛んでくる。鼻先にしわが寄ってくるとそろそろ危険水域だなとわかります。うんと強く噛んだときは「こらっ!」と叱るのですが、あまりわかっていない。かえってますます強く噛んできたりするので、えいとつかまえて仰向けに寝かせ、口をつかんでしばらくおさえつけたりします。すると観念したみたいに目だけきょろきょろさせている。もうそろそろいいかなと手を放すとまたガブリと噛んできます。
 
 散歩に行くと落ちているものを拾って食べてしまう。散歩はやはり主に家内が行っています。木の枝だとか松ぼっくりだとか変なものをぱくりと食べる。そして具合が悪くなる。何度かお医者さんにも連れて行きました。
 先日もーー本当の理由はわからないのですがーー何かしら落ちているものを食べたのでしょう。何となく元気がない。元気がないだけでなく食べたものをもどしたりしました。さらに尿が出ない。
 
 心配になりましたよ。家内も息子も留守でした。具合がよくないという話は聞いていたので、とにかくケージから出してみました。するとのろのろ歩いてきて私のほうに身体をあずけぐったり横になっています。手を出すと力なく噛むことは噛みましたがいつものようには興奮せず、ぺろぺろ舐めてくるだけです。
 そういうとき、元気になりさえすればもう悪くたっていいと心底思います。元気いっぱいのときはカーテンを引っぱったり紙きれを振り回したり本当に大変なのですが、そのほうが何倍もいい。
 
 それは昔息子に対してもよく感じました。人間と犬を一緒にするのもどうかと思いますが、高熱を出して寝こんでいたりすると成績なんかもうどうでもいいから早く元気になってくれと考えました。元気になるとあたりまえのような気がして、そうした気持ちを忘れてしまうのがよくないですね。
 写真は元気になってから撮ったものです。家内の部屋ですが、犬が来てからむしろきれいに掃除するようになりましたよ。
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2017.05.10 10:09

 子どもたちがはじめに体験する社会はご家庭でしょう。まずはご両親が「先生」のような存在になる。もちろんご「両」親ではないケースはありますが、これはまったく心配いりません。過去も非常に優秀で円満な人格者に育っていった生徒を数え切れないほど見ています。
 やがて保育園や幼稚園、小学校に通うようになり第2の社会と出会うことになります。それまではご家庭がすべてです。
 
 そしてご家庭はまたふるさとみたいなものですね。他の土地に行くことがあっても、ふるさとに帰ってくればほっとできるという安心感は絶対あるはずです。わかりやすく書くと他の土地(幼稚園とか学校とかさらには将来の職場なんかもそうかもしれません)でどんなにつらいことがあっても、ふるさと(ご家庭ーーご結婚されればご自身で作られたご家庭ということになりますね)に帰れば安心できる。そのことは本当に大きな救いになるでしょう。
 
 他の土地では理不尽なことや相容れない要素が出てくるものです。そこはお互いさまでもあるのですよ。育ってきた環境が違います。文化が違う。場合によっては生活信条や教育や宗教が違ったりということもある。
 帰ってきたふるさとまで殺伐としてしまっていたらどうでしょうか。実際世の中には何かの原因で故郷に帰れなくなってしまう方もいらっしゃいますが、いざとなれば帰れるところがある方の何十倍も不安感は大きいと思います。
 
 ふるさとを構成するすべての要員が、そのことを意識しておいてもいいですね。ご家庭の全員が意識されていていい。「全員がくつろげる権利を有している」ということです。万が一にも他の方の権利を侵害していないかどうか。受け入れ態勢の豊かさをとくに強調したいと思います。
 お子さんが成長していく過程で、価値観の揺れはどうしても出てくる。それこそ極左から極右にブレるぐらいの揺れが出ることもあります。それを大人側まで一緒にカリカリしていたらくつろぐ空間ができないのではないかと思います。
 
 ゆるやかに受け入れられる空気を意識的に作る。ふるさとでは最低限の約束事さえ守れれば、あとは穏やかに過ごせる。穏やかさというものは平和と同じで意図的に更新していくものでしょう。意図的な努力で更新していく。
 現状がどうであってもいいのですよ。いつも書くように、いまからここからです。いまからここから積み重ねていく気持ちが大切です。私たちにはよりよい関係を築く力がありますね。大げさに書けば、その力が世界を救う。ご家庭は第1歩ということでしょうか。
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2017.05.08 08:30

 今年に入ってまためまいが復活してきましたよ。3年前、何回か発作が起きて耳鼻科で調べてもらったりしたのですが、その後まったく出なくなりました。昨年は1度もなかったと思います。今年に入って3回、けっこう大事な場面でくらくらときました。
 突然、来るのです。前兆はまったくありません。気づくと「あ、あれがきたか」となる。くるくる身体がまわる感じになり、何かにつかまっていないと不安です。
 
 1回は説明会で話している最中に、1回は授業中に、1回は3者面談中に来ました。普通のーーデスクワークのときであれば身体を休めることもできるでしょうが、喋っている途中で「気分が悪いのでちょっと失礼します」というわけにはなかなかいきません。
 3回ともゆらゆらしながらも、とにかく最後まで喋り続けました。だいたい10分ぐらいで落ち着きますかね。冷や汗をかきます。またちょっと吐き気みたいなのが残るときもあります。
 
 いま通っている耳鼻科の先生はとてもいい先生なので、また相談してみようかなとも思っています。まあ、少し張り切りすぎているのかな。休みの日はむしろいつもより行動している感じがあり、きちんと休養がとれていないのかもしれません。
 3年前はきちんと週2回確実に休むようにしていたら発作が出なくなりました。とくに睡眠時間ですね。ここのところ目が覚めたらすぐに起きるということをーーどうしてそう考えるようになったのかーー実行していた。だらだらと二度寝をしない。すると4時間も眠らない日がけっこうあります。
 
 連休中も終日自宅にいた日はありません。旅行はともかくとして、歩きたいところを歩きまわったりしていました。
 何となく生き急ぎ感はありますかね。これから先どうなるかわからない。いまのうちにできるだけやっておこうという感覚ですね。
 息子なんか休みの日に「今日はほとんど部屋を出なかったな」などと呟いていることがあります。年寄りから見ればもったいないのですが、まったくもったいないとは感じないですむところに若さの持つよさがあるのでしょうね。
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2017.05.07 00:48

 ときどき「きっかけさえつかめれば変われるのに・・・」と嘆かれている方がいます。どうもこのままではいけないような気がする。けれどもきっかけがない。きっかけさえつかめれば自分も頑張れるのにとおっしゃったりする。
 きっかけがつかめないままずるずるきてしまったという方もいますね。何年も何年もこのままではいけないと思いながらここまで来た。
 このままではいけないような気がしたこと自体がりっぱなきっかけなのだということに気づいてくださるといい。
 
 それは本当にりっぱなきっかけです。りっぱなきっかけをすでにつかんでいるのです。これ以上何かを待つ必要はありません。
 変な例えですが、たとえば身体のどこかに不調が出たとしますね。歯がいたむ。歯医者さんに行ったり歯を大切にしたりする大きなきっかけです。それを自分なりのきっかけにはまだならないと言い張って、出血するまで待つとか抜けてしまうまで待つとかいう考え方はどこかしらおかしいということがおわかりになると思います。
 
 そうやって、違和感を持たれていること自体がきっかけなのです。勉強も仕事もその他のこともぜんぶ同じです。
 何か心当たりがあるのであれば、すぐに頑張る。すぐにというのは気づいている現時点からということです。明日こそとか次の中間テストはとか受験生になったら・・・ではない。この時点から整理するものは整理して、きちんと計画をたてて頑張るということです。大変? それはもちろんいままでよりは大変になるでしょう。だからこそ改善するのではないですか。
 
 仮に勉強時間を増やすということであれば他の何かを手放す必要が出てくるかもしれませんね。娯楽、交友、あるいは他のある程度有意義な活動を抑制する必要が出てくるかもしれません。受験生の中にはーー全員にそうしなさいと勧めているわけではないですよーー部活動をすぱっと切ってしまった生徒もいました。それはそれで1つの考え方であり、あくまでもご本人の決断であれば私は尊重したいと思いました。ですから、とくに反対したりはしませんでした。
 
 きっかけというものを大げさに考えすぎている方が多いですね。雷に打たれたり夢の中に神さまがあらわれたり近しい人が亡くなられたりというようなものすごい事件を待っていたら、それこそありとあらゆるきっかけを見ないようにしているのと変わりません。
 読書するきっかけがないという人もたくさんいますが、活字のない世界で生きているわけではないのですよ。教科書があり塾や通信の教材があり新聞が来て図書館や書店も存在する。街中にはちらしやポスターの類があふれています。きっかけを見ないように生活しているとしか考えられません。
 
 そしてまたスタートするとすぐに次の大きなきっかけが巡ってくるのも事実です。このままではまずいと気づかれている方は日記に、あるいは手帳に、私は今日きっかけをつかんだと書いておかれるといいと思います。毎日その記述を見て、つかんだきっかけをどう生かしているか確認するように心がける。そんな風に生きていくしかないのです。これ以上待たずに、いまからすぐにできることをはじめてください。
 
 
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2017.05.06 08:47

 おいおい、今日から仕事だというのにそんなことを質問してくるかね。まあ、たまにいるな。中学生や高校生ではなくもっと歳をとってから。こうした質問をしてくる昔の生徒は男の子が多いかな。ちょっと書いてみるよ。
 もて方というのは確かにありそうだよ。ただそこはいろいろ微妙な要素がある。昔ーー大学生のころーー私は行きつけの飲み屋さんで、ふざけて同じような質問をしたことがあった。ちょっと面白そうな大将がいたので質問してみた。
 
 女の人にもてるためにはどうしたらいいですか?
 正面から質問した私をきみは評価してくれると思う。いつもほろ酔い状態で料理を作っている中年の大将だったが、言下にこう答えたよ。「金。それだけね」
 この回答はわかるような気もする。ただ、これじゃ「世界に誇れる日本人ミュージシャンは?」と質問してcharさんと即答されたようなものだ。あるいは「世界に誇れる日本の文学者は?」と質問して村上春樹先生と即答されたような感じじゃないか。そういうことを訊きたいわけじゃないんだよ。
 
 普通の人がどういう工夫をしたらいいのかということであってさ。その時点でもちろんお金も特定のおつきいもなかった自分が、どうしたら異性に好かれるかというヒントがほしかったんだな。
 まあ、酔っ払いの会話だから真剣ではなかったよ。当時から私は異性にもてる男になりたいと思っていたし、実際研究に研究(?)を重ねたという自負がある。そういう意味で「秘訣」を話す資格はあるかもしれない。
 
 私の部屋の壁には、過去息子がアルバイトしていたお店の領収書が貼ってある。自分が買いに行ったときのものをほぼぜんぶ貼った。100枚前後かな。息子の名前が印字されているからね。
 さらにーーここから学んでくれーー壁がかわいそうなので、レシート類はぜんぶテープで止めた。唯一、画鋲で止めたカレンダーは毎月止め直すときに確実に同じ穴に画鋲をさすようにしている。たくさん穴があくと壁がかわいそうだから。
 
 生活の中でこうしたことに気を配るようにすると、少しだけ以前よりもてるようになるかもしれない。異性に働きかける以前に細かいことに気づく人間になるべきなんだ。
 つい最近もカレンダーをめくるとき「ごめんね」と呟きながら、いつもの穴に画鋲をさした。こうした心がけはひょっとすると、どこのブランドの服を着ているかなどいうことより大切かもしれないな。まあ、私自身はもう年寄りだからいまさらもてても・・・たいして意味がないんだけどね。
 
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プロフィール

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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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