2019.11.04 09:17

 騒ぐことではないですが、私は昔の今日生まれました。誕生日です。この歳になるとお祝いがどうのこうのということもさしてありませんが、今年ある方から高級なハチミツをいただきました。
 私はハチミツに関してはまったくのシロウト(あたりまえか)で、意識的に買ったことも意識的に味わって食べたこともありません。なかなかおいしいものだという認識はありますが、その程度です。
 
 これは非常に有名なハチミツ専門店のものですよということは隣席のY先生に教えていただいた。Y先生は食べ物に限らず、いわゆる高級品に非常に精通されているのです。人生の方向性がそちらに向いているのでしょう。
 私もそういう方向に好奇心はあったはずなのに、なぜかこういう状況になってしまいました。お金があるなしの問題ではなく、底の部分にどろどろした何かがあるような気がします。落剥願望みたいなものがあるのです。
 
 自宅に持ち帰ってワインを飲みながらハチミツのパンフレットを広げてみたら、たっぷりのバターとハチミツがぬられたトーストの写真が掲載されていました。いい加減酔っているうえにすでに夜中の1時ぐらいにはなっていたのですが、どうしても食べてみたくなった。
 家族は寝静まっていましたよ。結局食パンを焼いてバターをたくさん塗り、ハチミツをかけて食べてみました。
 
 するとこれがいままで食べたハチミツとはまったく違って殺人的(?)においしい。よほど2枚目を食べようかと考えたのですが、いい歳をしてさすがにどうなのかとぎりぎりのところで自制心を働かせた。
 翌朝、息子がーー起きていたのですねーーお父さん、きのうの夜中パンを焼いていなかったか? と訊いてきたので、ハチミツを見せてこれはもはやパンに塗っただけで高級な洋菓子になるぞという話をしました。
 
 おお、おれも食べてみようと息子はうなずいていました。その日帰ってくると瓶の半分ぐらいまで中身が減っているではないですか。熊じゃあるまいし、いくら何でも食べすぎだと思いますよ。おいしかったのでしょうね。
 誕生日というのはそれなりに区切りではあります。いくつになっても、ちょっとここは変えていこうかなと考えたりする・・・こんなことを書きながら、私はいまもハチミツをぬったパンを食べています。
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この記事へのコメント

  • 1, 卒業生さん 2019.11.04 23:42
    長野先生、お誕生日おめでとうございます。
    これ以上ない祝福ですね。
  • 2, 空蝉世人さん 2019.11.05 00:44
    日付が変わってしまいましたが、お誕生日おめでとうございます。この年になって誕生日というのは「ともかくここまで生きて来られて良かった」と感謝する日のような気がしています。私の誕生日は少し先の8日ですが、日曜日に息子が振替で渋谷教室に行ったからと長野先生の御本にサインをいただいて来てくれました。お忙しいところ息子のリクエストにお答えくださり真にありがとうございました。ちょっと早いバースデープレゼントとして渡されました。息子にも励ましのお言葉をどうもありがとうございました。
  • 3, 長野先生さん 2019.11.05 08:17
    卒業生さま

     こんにちは。
     どうもありがとう。お元気ですか? お若いからこそ、日々を大切にいとおしんで生きてください。私ぐらいの年齢になると自然とそういうことがわかってきます。
  • 4, 長野先生さん 2019.11.05 08:22
    空蝉世人さま

     こんにちは。
     あなたのご子息だったのですか。多くは書きませんが、こちらでもしっかりしていると評判でした。うまくいくでしょうね。ふだんのあたりまえの生活がすべてを決めますから。
     ここからは1日1点だけ確実に上げていく覚悟でと、よろしくお伝えください。
  • 5, 空蝉世人さん 2019.11.05 20:07
    ありがとうございます。息子も「本当に?」と喜び勇んで志望校合格に向けて決意を新たにしております。
  • 6, 長野先生さん 2019.11.05 21:40
    空蝉世人さま

     こんばんは。
     彼なら、すべてお任せになられていいと思いますよ。何もかもご自身で受けとめて、という価値観こそが最大のプレゼントであるような気がします。
  • 7, 空蝉世人さん 2019.11.06 20:20
    承知しました。長野先生がすべて息子さんにお任せになって、息子さんがご立派に成人なさったように、私も息子から目は離さず手を放してやりたいと思います。
  • 8, 長野先生さん 2019.11.07 01:17
    空蝉世人さま

     こんばんは。
     目は離さず手を放す、というのは至言ですね。世の中子育てに限らず、目を固くつぶって(見たいもの以外見ないようにして)手を放さずというケースがあまりにも多いのです。
     うまくいくかどうかはそれぞれの文化の昇華の度合いにすぎないのですが、まあ大丈夫ですね。自然体でいかれるとよいと思います。ありがとうございました。

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35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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