2019.09.22 07:11

 たとえばご自身のお子さんに対してでも暴言を吐くのはよくないという記事を読むとしますね。まあ、間違いのない真理ではあると思います。するといままで暴言を吐いてきてしまった方にはある意味で感じの悪い指摘であり、いまさらそんなことを言われても・・・という不快感は抱かれるかもしれません。
 こういうのはいい悪いではないですね。歳をとっても少しは運動したほうがいいという常識がありますが、私なんか生まれてからまったく運動してきませんでしたから、それこそいまさら言われても・・・という気持ちになります。
 
 ごくごく自然な反応であって、現在私はどなたかを責める目的で発言することはまずありません。すべての提言は「こちらの方向のほうがより豊かさが増すようですよ」という情報提供でしかなく、人さまの生き方をどうこうという大それた気持ちはまったく持っていません。
 そもそも私たち大人も幼少期にじつは相当傷ついています。傷ついた結果、ある種の偏向が生じている可能性はおおいにありえます。しかも、それに気づいていない。
 
 ご自身の傷ついている微妙な部分を他者の中に見て批判的になるということはごくごく普通のことで、異常でも何でもありません。たとえば私には、非常にだらしないところがあります。そしてそれを両親に強く叱られて育ちました。叱られたことに対する強い反発が生じ、わざとだらしないままでいたい変な気持ちもあるのです。
 複雑なことになってしまったわけですね。だらしない自分は本当はいやである。しかしそれを矯正することはそれに輪をかけていやである。
 
 するとたとえば息子がだらしないところを見るとストレートに注意できない何かが顔を出します。ただこうやって気づいている要素があるので、彼の整理整頓がなっていなくてもそうは責めません。つまり複雑な背景を持っている自分は息子の欠点(だらしなさは欠点は欠点だと思います)を過剰に痛めつけるようなことをする可能性があるので気をつけているということです。
 気づかなかった時代は仕方がない。ただ気づいた瞬間からは十分注意する。できるところからスタートする気持ちはつねに大切だと考えています。
 
 
Tags :
幼児・小学生
中学生
高校生
高校受験
ソーシャルブックマーク:

この記事へのコメント

印は入力必須項目です。
※ログインしていると自動的に名前が挿入されます。

名前
URL
Mail
コメント
画像

画像認証 :

※表示されている数字を半角で入力してください。

 

トラックバックURL

トラックバックURL
【トラックバックにつきまして 】
Z会ブログでは、トラックバックにスパム対策を講じております。
Z会ブログの記事へトラックバックを送信する際には、トラックバック元の記事の本文中に、トラックバック送信先の記事の「ページURL」を記載してください。「ページURL」が含まれていないトラックバックは受け付けできません。
なお、一部のブログやサービスからのトラックバックは受け付けできない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

プロフィール

プロフィール画像
長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

カレンダー

<<   2019年10月   >>
    01 02 03 04 05
06 07 08 09 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

新着記事

月別アーカイブ