2019.09.21 09:12

 実話なのでちょっとぼかして書きます。ある地方都市に立ち飲み屋さんができました。昔から何軒かあったのですが、新しいお店が開店した。非常にオシャレな感じの内装で、全体が黒です。イメージとしてぜんぶ黒で統一している。そして経営されている方(確認したわけではないですが、まず間違いないと思います)が若くてきれいな女性です。その女性も黒系統の服を着ているのは、お店の雰囲気に合わせているのでしょう。
 私は2回しかお邪魔したことがないので細かいところはよくわかりません。
 
 値段設定は安くはありません。高くはないですが、安くもない。つまりお客さんの層をある程度コントロールしたいということだったのだろうと思います。
 ところがここにお年寄りの集団が集まるようになりました。何かしら肉体労働に従事されているらしいお年寄りのグループが仕事終わりに来る。彼らはあきらかに店主のおねえさんを気に入っていて、勝手に店の奥から椅子を持ってくるとおねえさん前のカウンター席を陣取るようにして座ります。
 
 おねえさんが困惑している様子は私にも伝わってきました。噛み合わない会話を耳にしていれば私でなくてもわかりますよ。お年寄りの1人が言う。「土曜は閉まっとったな」おねえさん「土曜日はいつも開けてますよ」お年寄り「いや、閉まっとった」別のお年寄りも「しっかりせえや、閉まっとったんでわしら難儀したでー」などと言う。
 そっけない調子でおねえさんは「私が開けてるのだから間違いなく開いていましたよ」と打ち切ります。
 
 彼らは注文も甘えていて(?)、おでんがあるのですが、堂々と「汁だけ飲ましてくれんかのー」などと言う。居酒屋歴40年の私でも、そんな注文聞いたことないですよ。それを笑顔でじつにうれしそうにお姉さんに向かって大声でリクエストする。
 悪気はまったくないのだと思います。早い時間からやっているお店はそこだけなので、仲間同士でふらりと入ってみたら孫みたいな美人のおねえさんがいて、すっかり舞い上がってしまったのでしょう。
 
 ただそういう雰囲気だと、たとえば女性のお客さんはなかなか入りづらいですね。私でさえ、注文のタイミングをけっこう考えたりしました。お姉さんにしてみればはじめの予定とちょっと違うタイプの常連さんがまずついてしまったわけで、店舗経営というのは難しいものだと思いましたよ。
 なかなか行ける場所ではないのですが、次はちょっと遅い時間帯に行ってみようかなと思っています。昼間のじいさんたち、まだいたりして。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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