2019.07.28 06:24

 読書感想文の書き方については以前も何度か書いているので、あえて繰り返しませんが、夏休みに何か読まなければならないのであればだらだら読まないで、集中的に3日以内にまとめて読んでしまうことです。書くときに、ある程度爆発力が必要になってくるものですが、だらだら何週間もかけて読んでいると肝心の「熱」がこもりません。1日5ページずつひと夏かけて・・・などというのは計画的なようでいて、じつは非常にまずい読み方です。
 
 熱をこめて読むことで誤解する部分も出てくるかもしれませんが、それもまた読書の醍醐味であり、ずっとあとになって再読してみたら印象ががらりと変わったということはよくあることです。それでいいのですよ。
 感想文を書く前提で読むのであれば、読みながら必ず印をつけてください。そういうアドヴァイスをすると「どこに印をつければいいのかわからない」という嘆きが必出てくるのですが、そんなことに正解はありません。つけたいところにつける。
 
 感動したところ、面白い表現だと思ったところ、変だなと疑問が湧いたところ、ここは誰かに聞かせたいと感じたところ、笑いそうになったところ・・・そういう場所に印をつけておく。あとで抜粋して使えるかどうかは、まったく考える必要はありません。
 利用しなかったら損するかもしれないからつけないでおく、などというのは情けない読み方で、どうせ読むなら感想文に利用するしない以上の読書にしてやるぞという気持ちは大切だと思います。
 
 長編にチャレンジするのもいいと思いますが、慣れていない方はやはり短編のほうがいいでしょう。短編であればそれこそ1日で読めてしまう。1日で読んで、1日で書いてしまうぐらいの気合いで進めてみてください。
 作者について作品については、すぐに調べられる世の中になりました。だらだら写すのではなく、大事なところだけまとめていくようにしてください。文章を書くとき行き詰まったら、そこでいったん段落を終わらせてしまう。それはちょっとしたコツなので、覚えておかれるといいと思います。
 
 短編ということは短編集を買ってきたわけですから、感想文を書く予定のない短編も読んでみるといい。1度話しただけの相手よりは2度話したことのある相手のほうがよくわかるのと同じ理屈です。何でもそうですが、その作品を通過したことで、ご自身の中にどういう変化が起きているかということを意識してください。「海に行きたくなった」とか「大人になるのがこわくなった」とかその程度でけっこうです。それはなぜか? いろいろ発見があると思います。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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