2018.07.24 07:20

 日差しが強いのでそういうことになってしまったのではないかと思うのですが、犬が影ばかり追いかけるようになりました。地面の、だいたいは自分の影ですね。噛みたいのか口を近づけて威嚇する。威嚇するといっても所詮自分の影ですから威嚇しようがありません。
 目まぐるしく頭をあっちにやったりこっちにやったり、影と闘う。「それ、自分だろ」と声をかけるのですが、人間で言えば完全にノイローゼ状態に見えます。
 
 外で影に気づいたせいか部屋の中でもそんなことをやっている。玄関から上がってきて、足を拭いたりしたあとで影を求めてまた玄関に下りてしまう。フッ、フッ、フッと息を荒くして影を追い求めているので、うちではときどき影キ〇ガイと呼んでいます。ペットショップの店員さんにさえ「見たことがない」と言われてしまいましたよ。
 少し前までこんなことをしなかったので、そういう時期なのでしょうね。子どものときより落ち着いてきてはいるのですが、変なことをはじめるものだと感心しました。
 
 暑いですからね。家内は早朝と日が暮れてから散歩に連れていっているようです。ときどき帰ってきてぐったりしているときもあるそうで、犬なりに熱中症みたいになるのでしょう。道路も熱いですからね。犬は靴をはかないので大変だと思います。
 たまに息子が来ると、相変わらずクールではあるのですが、甘えてぴったりくっついたりします。昔は毎日いた人間が2週間に1度ぐらいしか顔を見せないわけで、そのあたりはどう考えているのかよくわかりません。
 
 科学がこうやって発達してくると、近い将来犬の感情を言語化する機器みたいなものが発明されるかもしれないですね。表情や脈拍や血液の流れなんかで感情を読み取って「うれしいよ」「不安だよ」「怒っているよ」「お腹が空いた」「あやしい人がいる」・・・ぐらいであればけっこう正確に言語化できるような気がします。
 こういう変な機械というのは、どうでもいい面があるだけ必死になって作ろうとしている方がいらっしゃるような気がします。
 
 犬が影を血まなこになって追いかける姿を見ていると、ふと人間と重なる部分もありますね。
 人間もまたこんな風に影におびえているのではないか。影=不安はあることはありますが、つかみようがない。ここは影があるという認識だけにとどめておいて、やるべきことに打ちこむというのが正しい生き方でしょう。受かるかどうか心配で勉強が手につかない、相手を失うのがこわくて恋愛がままならない、負けるのがこわいから練習できないなどというのは・・・本来、本末転倒だと思いますよ。
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この記事へのコメント

  • 1, ヒルマさん 2018.07.24 23:23
    ご愛用の『ペットショップの店員さん』はご経験が無かったようですが、ネットで「影を追う 犬」とキーワード検索してみたところ、存外めずらしくない「癖」のようです。

    あるサイトでは『原因は、欲求不満、ストレスが考えられます。飼い主にかまってもらいたい、影を追いかける行動で遊びたい欲求を満たしています。』との解説もありました。おそらく、あまりの猛暑で『遊びたい欲求を』満足できるほどの散歩もままならない所為なのでしょう。いくつか対策も挙げられていますので、ご検討戴けると幸いです。

    人間のお子さんの場合は『ここは 影がある という認識だけに とどめておいて、やるべきことに打ちこむ』フリーハンドを行使できる力を養えるよう、心に希望や自信を育むことが肝要と私は考えています。
  • 2, 長野先生さん 2018.07.25 06:57
    ヒルマさま

     おはようございます。
     どうもありがとうございました。公園でも皆さんに笑われたりしているそうで、大変参考になりました。相当遊んでいるのですが、まだまだ遊び足りないのだと思います。

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