2017.04.16 00:38

 味覚というものは、大きな文化的要素だと私は考えています。いいとか悪いとかのお話ではないですよ。高級だとか低級だとかも関係ありません。ただどういう育ち方をしてきたかということは、けっこうーーファッションなんか以上にーーどんな味を好むかという部分に出てくるように感じます。
 ときどき行く渋谷の中華屋さん、以前「東京五大」という書籍に掲載されていると書きました。チャーハンが東京五大チャーハンに入っています。
 
 味が濃いのですが(じつは作る方によって微妙に違いが出るところも面白い)、おいしいことはおいしい。黄色いたくわんが2つつきます。さらにスープがつく。このスープも味は濃いのですが、おいしい。
 ひょっとするとお若い方にはちょっとしつこい感じかもしれません。私は昭和の古い東京人なので(関係ないか)濃い味つけには慣れているのです。子どものころ、そんなものばかり食べていましたから。
 
 ところが、その濃厚なチャーハンにときどき醤油をかけている方がいらっしゃったりしてちょっとびっくりします。余計なお世話ですがただでさえ塩分が強いのに、いったいどうなってしまうのだろうとはらはらしますよ。
 じつはこのチャーハン+醤油という組み合わせは他店でも見たことがありました。池袋教室時代ですね。池袋にはFという有名な中華のチェーン店が何軒もあります。私はいくつかのお店を回る感じでお邪魔していました。
 
 そこでチャーハンに醤油をどくどくかけている方を目撃しました。ぐるーっとまわしがけしていたので、かなり強く醤油味がついたのではないかと思います。好みなのでしょうね。
 渋谷にはKという関西で有名なラーメン屋さんもあります。「3回食べるとやみつきになる」というラーメンを提供していて、外国人とりわけ西洋人の方が大勢いらっしゃっている。そこではラーメンの中にお好みで自由に味つきのニラを入れられるようになっています。
 
 先日、隣の席の方がある程度の大きさの容器のニラをすべてラーメンに入れているところを偶然目撃しました。濃く味つけられた大量のニラをぜんぶ投入した。根本的にラーメン自体の味が変わってしまうと思います。
 逆に極端な薄味を好む方もいらっしゃる。生徒で、とんかつやカキフライに何もかけないという子がいました。レモンをしぼるだけ。ご家庭がそうだというので、まさに文化だと思いましたよ。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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