2017.03.27 06:24

 実話なのでぼかして書きます。ある大変な優等生が私のところに相談に来ました。相談内容を聞いてびっくりしましたよ。「忙しくなってきて、授業はこなせているけれども復習の時間がとれない。どうしたらいいだろう」というのです。
 トップクラスの実力者がこういうことで悩んでいるという事実は、ぜひ皆さんに知っておいていただきたいと思いました。と同時に、少なくとも勉強ができるようになりたいと考えているすべての方がこの子のように復習を大切にしているかどうか。
 
 学校にはもちろん通う。そしていよいよ塾にも通う。授業を受けて、宿題ぐらいはやるでしょう。それだけで終わらせていませんか。
 優等生であってもそれだけでは足りないと考えている。復習ができないと悩んでいるという事実。逆に言うとその生徒がここまで優秀になれたのは復習する習慣があったからでしょう。復習できないことで悩むという事実が、復習こそが大きな原動力になっていたということを証明しているように思います。
 
 じつはこの話を私は自分の授業時間に少し話しました。そして復習というのはこういうことだと続けた。
 問題を解きなおすとか文章を読み直すとかーーそれもまたりっぱなことではありますがーー固定化して考えるものではない。そうではなくてたとえば「副詞」というのが出てきた。いちおうの説明(用言を修飾しているぐらいの)は理解できた。ただちょっとはっきりしないなと思う。そうであれば、自宅に帰って念のために「副詞」を調べておく。それが復習です。
 
 危ないのは副詞だけではないなと感じるのなら、品詞という項目全体を見直しておく。また「2月」は如月と呼んだということを習う。仮にそれは覚えていたとしますね。ただ1月から12月までぜんぶ覚えているかどうか。6月は何だっけ・・・という曖昧な部分が出てくるものです。それを確実に覚え直す。すべての勉強ごとに穴をふさいでいく感覚ですね。それが復習ですよ。
 
 春期講習を受けられる方も多いでしょう。自宅で春休みの課題をこなす方もたくさんいらっしゃると思います。何かを終えたあとで、気になっているところは必ずプラスして確認するようにしてください。習慣化されれば飛躍的に伸びていくと思いますよ。
 
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この記事へのコメント

  • 1, 長野先生さん 2017.03.27 22:54
    コメントをいただいた方

     こんばんは。
     どうもありがとうございます。
     大切なことは「一定の方向に導こう」という意志をなるべく出さないことです。大きな好奇心から質問されるといいでしょう。よくもまあそんなことを考えたなという肯定的な姿勢が大切だと思います。
     あとは切なかった思い出話ですね。ご両親のそういう話を子どもたちはずっと覚えています。飢えているのですよ。切なさや弱さは敗北ではないという価値観に。まあ、ここからです。正直さがすべてですね。
  • 2, 長野先生さん 2017.03.28 22:34
    コメントをいただいた方

     こんばんは。
     関係性というものは日々更新していけるものです。よりよい人生をこの瞬間から構築していく喜びをどうか大切になさってください。

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35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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