2017.01.27 00:10

 おとといいたずら電話のことを書きました。まあ、私はどうしようもなかったと。
 教室でもいたずら事件がときどき起きます。しかし子どもたちのことを私は「どうしようもない」と考えたことはないですね。進化途上ですからね。そもそもどうしようもないなどという感慨は自分に向けるぶんにはいいのでしょうが、人さまをあっさり断罪する神経はーーこれまた個人的な感覚ですがーー私には無責任で繊細さに欠ける蛮行に思われます。
 
 ですからいたずら事件が起きたときには、どうやっていい方向に展開しようかということだけを考えます。
 先日は机に強力な接着剤であるものをくっつけるという事件が起きました。これは心情的には大変面白い。面白いと書くと語弊があるかもしれませんが、私も昔自宅で超強力な接着剤を使っていろいろなものをくっつけてみました。テレビなどでどんな力で引っぱってもはがれないと宣伝されています。本当かな? 興味を持つのは当然でしょう。むしろいいことかもしれません。
 
 で、実際に試してみる。何かと何かをくっつける。時間がたってからはがしてみるのですが、けっこう簡単にとれてしまう。がっかりしましたよ。最後に自分の指に何か(何だったかは忘れてしまいました)をくっつけてみたら本当にとれなくなって焦ったことがあります。皮膚がはがれるような感じでやっととれました。私ぐらい愚かだと、そこまでやってしまいます。
 もっとも自宅でやっているぶんには問題ないですね。よそでやるのは本当はちょっとよくない。その判断が小中学生だとまだ曖昧なのでしょう。
 
 じつはいたずらをした生徒はすでに丁寧な謝罪に来てくれています。悪意のある要素はまったくない。接着剤の強力さには驚いたみたいでした。
 机はとりあえず展示しました。「芸術作品」と書いた紙を貼っておいた。するとこれが皆さん意外なぐらい喜んでくださる。「すごい!」とか「感動した!」とか「こんなこと本当にできるの?」とか言いながら見てくれます。正しい方向に展開できたという気持ちがあります。
 
 私にはできるだけよい方向に彼らを育てる義務と責任があります。さらに教室を明るく楽しい場所に保つ義務がある。そのあたりはつねに考えていますかね。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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