2015.09.28 00:07

 飲食店で気になるのは味だけではありませんね。とくに大衆的なお店でそういうことをよく考えます。
 ある立ち食いのおそば屋さん、まずくはないのですが働いている方がほとんど外国の方で慣れていらっしゃらないのでしょうね。さかんにそばの分量をはかりで量るのです。量るのはいいのですが、なかなか決められた量にならないらしく取ったり足したりを繰り返します。あまりにも頻繁だと見ていて何となく興ざめするというか食欲がなくなるというか、そういう要素もじつは大きいのだなと改めて感じました。
 
 ラーメン屋さんなんかでもありますね。アルバイトの方が作っている。マニュアル通りに作れば同じ味になるということなのでしょうが、こちらから作っている様子が丸見えなので心理的にいろいろ出てきます。
 あるラーメン屋さん(いまはもう閉店してしまいました)、若い女の子が作っていた。途中で長い爪を傷めたのですね。「いたっ!」と大声を上げた。それからは「いたーい」と爪ばかり見ている。ひょっとすると少し欠けたのかもしれない。調理は中断していませんから別に不満もないのですが、それからもずーっと爪を気にされながら作られていたので何となくがっかりしたことがありました。
 
 またこういうこともありました。ある塾向け学校説明会のあとでその高校が用意してくださったバスに乗ってJRの駅に向かいました。私の横にお若い先生方がお仲間で複数座った。はじめは生徒の成績の話をされていたのですが、そのうち別種の話題になりました。具体的には書きませんが、ここで出さなくてもいいだろうというお話でした。好きなところで好きなように楽しむのは個人の自由ですが、学校説明会で用意してくださったバスの中でわざわざそんな会話をしなくても・・・。周囲に聞こえているわけです。何となくレベルが低い印象になってしまうのではないかと高校に対して気の毒に感じました。
 そのときどきに応じたふるまい方が大切だと思います。
 
 私はすごく変な人間だという自覚があるので、生徒のまえでは所作にも気をつけています。装うというよりがっかりさせたくないのです。爪ばかり見ながら作ったラーメンだな・・・という印象を与えたくない。授業中おかしな話をするときでも、あまり自分を崩さないようにしています。威厳を持って(?)くだらない話をする。
 逆に、わたしが変であることを理解してくださっている方のまえでは生真面目すぎる振る舞いを慎むようにするときもあります。これまたがっかりさせたくないのです。その配分が難しいかな。
 
 しかし、内申3がつくか4がつくか、けっこうそんな配慮で決まってしまったりします。相手に応じたふるまいですね。基本ははずさず、配慮も欠かさず。そういうことができるようになるのが大人になるということなのだと思いますよ。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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