2015.04.30 09:01

 先日、拙著「励ます力」の表紙裏(見返しと言いますか?)の部分の黒い紙が昔の生徒の会社で作られたものかもしれないというお話を書きました。こういうことはどうしても調べてみたくなりますね。そうであってもなくてもどちらでも問題ないのですが、せっかく何かに気づいたら(あるいは気になることが出てきたら)必ず調べる・・・というのは勉強でも鉄則ではないかと思いますよ。
 で、編集者さんに調べていただきました。北越紀州製紙という会社の「紀州色上質」の黒だそうです。何だかものすごく由緒のある大吟醸酒みたいな名称で恐縮いたしました。
 
 私の本が売れているのかどうか、ときどき質問されます。私自身よくわかっていないのですが、編集者の方にうかがったところでは初期のころほどは売れていないもののじりじり動いてはいるというお話でした。
 保護者の方にはときどき近所の本屋さんに売っていないのですが・・・というお話をいただくことがあります。そんなに大量発行されているわけではないので、大きな書店さんーー紀伊国屋書店さんとかブックファーストさんとかーーにいらっしゃらないと入手しにくいかもしれません。申し訳ありません。
 
 私自身は自分をあまり「教育者」としては考えてきませんでした。先生という職種で生計をたててきたことは事実なのですが、とくに現在の私は対象の生徒が幸福になることを強く願っていても必ずしも何かを教えこもうというような強引な意志は持っていません。
 同じような意味で拙著は「教育」の棚に置かれていますが、むしろ幸福論や子育ての要素が大きいのではないかとも感じています。端的に書いてしまうと、私には幸せになりたいとかお子さんとうまく接したいという方を応援したい気持ちが強いのです。
 
 その結果としてーー副産物としてーー勉強「も」できるようになるケースはたくさん見てきました。それはそうでしょう。親子関係がうまくいっていれば、親子でご自身の幸福に感謝されていれば、自ずからお子さんの勉強も生活もうまくいくということですね。勉強は生活の一部ですから。
 そしてまたこうしたことに「手遅れ」はありません。健康法に手遅れがないのと同じことです。仮に重篤な病気にかかってしまったとしても、その時点からの生き方は無限にあります。よりよく生きることは十分可能です。
 
 「この人のまえでは輝かしい自分でありたい」と本来の高貴さを思い出させることが大切」(74ページ)。
 私自身が息子と接していくなかでそういう子育てこそが究極の目標だと考えてきました。さらにまた、そうした存在として生徒たちには接していきたいとも考えています。大げさに書くと生きる意味もそのあたりに置きたいということです。
 ただのおじさんではあるが、ただごとではないことを考えているおじさんだということです。これからですよ。
 
 
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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