2015.04.25 00:41

 自分はこうやって直接きみに話したりするほうがいいんだ。気が楽なんだよ。親御さんと話すときはやっぱり気を遣う。どういう風に気を遣うかというと、自分が話したことできみが叱られたりしないかということを気にする。私はどういう形であれ、きみが不快な思いをするのがいやなんだ。
 厳しいことを伝えるのでも不快な思いをさせないで伝える方法があるはずなんだ。それがわかっていない大人(先生?)にはなりたくないと思ってさ。
 今日はざっくばらんに話すよ。
 
 私はきみが勉強をしてもしなくてもどちらでもいいとは思っているんだ。すごくいやならしないという選択肢はもちろんある。昔、知人で一流大学を中退しておそば屋さんになったのがいたが、そういう「変更」も人生には多々あるしね。
 ただきみ自身が何かのきっかけで勉強のほうで少し頑張ってみよう、人生の勝負を肉体よりは頭脳に賭けてみようというのであれば応援したいと思っている。私は本当はきみが頭を使うことで世の中全体のためになりたいと考えてくれたらもっといいなと感じている。きみが偉くなるだけではなくてね。
 
 そりゃ偉くもなるだろうし収入も増えるだろうよ。ほかの人があまりできないようなことを頭を使う分野でやっていればそうなるだろうけど、それはあくまでも結果だと考えてほしい。成功するかもしれないがあくまでも結果。むしろ成功のみを追い求めると見失うものがある。
 やりたいことをやればいいとは思うが、可能性を高めるために各段階ーー中学なら中学、高校なら高校ーーで足元は固めていかないといけない。勉強しろという言葉は無責任だからもう少し具体的に言うよ。
 
 面白がる気持ちを持て、「素直に」習って覚えろ(あるいは練習しろ)、教わったことは確実に自分ひとりでできるようにしておけ・・・それだけだよ。
 丁寧に繰り返したほうがいいですかだって? きみさ、丁寧に繰り返さないで確実に自分ひとりでできるようになることなんか世の中にあるのかね? そういうところは冷静に考えないといけない。
 いまの世の中くだらないことも多い。私みたいな世捨て人に言わせれば、ある意味便利さと娯楽は境界線が非常に曖昧になってきている。いざとなったら邪魔なものはすべて捨てられるよ。すぐにそうしろと言っているのではなく、気づいておけということだ。捨てられるものが大量にあるとは気づいておきなさい。
 
 すべてオーケーだ。人生はお祭りだからな。きみはこれから一生きみという人間を盛大に祝い続けないといけない。こういうことは直接話したいと前々から思っていた。
 まあ、またな。私がいてよかっただろう? ところが私もまたきみがいてくれて本当によかったと思っているんだ。そういうものだよ。
 
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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