2014.12.20 07:39

 今年も残すところあと10日ちょっとですね。
 来年、自分はちょうど60歳になります。いわゆる還暦というやつですね。現時点でそこまで生きられるかどうか保証はないわけですが、とりあえず次年度はこのまま渋谷教室で仕事を続けさせていただけるお話になっています。
 その後のことはまだ具体的に何も決まっていません。何も決まっていませんが、自分としてはどういう形でも好きな仕事を続けられたらいいなと思っています。
 
 好きな仕事と書きました。とくにご家庭との相談や授業ですね。授業中、私は楽しいのですよ。若いころはいまほど楽しくなかった。楽しくないと書くと語弊がありますかね。どちらかというとーーかかってくる責任に対して重荷みたいなものを感じていました。たとえば3コマ連続で同じ授業を受け持つとします。クラスがいくつかに分かれている場合ですね。
 当然3つめのクラスを担当するときは1つめのクラスを担当するときよりは疲れています。そのせいでうまくいかなかったらいやだなという気持ちがふと心をよぎる。そんな感じでした。
 
 同じ内容の授業ができないとまだまだ未熟だと考えたりしました。同じ90分で同じ講師で同じテキストで・・・与えるものが違ってくるというのはまずいだろうと。
 ところがいまはあまりそういうことは考えません。やる内容は同じでも話すことは出たとこ勝負みたいな要素があります。少なくとも「まったく同じに」とは考えなくなりました。そのほうが話術として自然であり、結局自然にやったほうが言葉が届くということがわかってきた。
 
 高校生のころ、女の子とデートするまえに話題を決めたりしていた時期がありました。あれとこれをこういう順番で話そう。
 男子校でしたから、女の子と話す機会はそんなに多くはなかった。昭和半ばの男子校の生徒なんて都会でもそんなものでしたよ。緊張してよく喋れない。だからこそ話す内容を事前に決めておくわけですが、そんな話術が面白いわけがありません。あれ? ここでもうちょっとウケるかと思ったのに・・・みたいなことだらけで、普通に話したほうがよっぽど面白かったのではないかと思います。そういう状況に似ています。
 
 ですから、そっくりにはしない。彼らがうんと疲れているようなときはわざと雑談を入れる。こちらに気持ちを引き戻すためですね。その雑談も前もって考えておくというより、最近自分の身の上に起こった印象的な出来事を率直に話します。
 ブログにも書いた「夜中に道に人が倒れていて救急車を呼んだ話」なんかですね。みんないっせいにこちらを見ます。難しい内容にうんざりしていた生徒も顔を上げる。その話題が終わるとまた本題に戻ります。しかし、実際その話をしたのは1クラスのみでした。ウケたからほかのクラスでも・・・とは考えません。自然ではないからですね。
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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