2012.05.24 13:23

 山手線の駅名を私は順番にすべて暗唱することができます。内回り、外回り、どちらでも大丈夫です。
 息子が小さいころ、教えました。そのとき自分も覚えました。幼児の記憶力というのはなかなかすごいもので、あっという間に暗記してしまいました。寝るときに親子で競争する。私は新宿から新大久保方面に、息子は代々木方面に。

 すぐに勝てなくなりました。内回りと外回りを交換してやってみてもやはり彼のほうが少しだけ早い。そんなわけないだろうと思って相当頑張ったのですが、息子のよどみなさにはかないませんでした。
 よく観察してみると、幼児にとってはすべての駅が「等質」なのです。同じ比重で覚えてしまう。ところが自分の場合、やはりよく使用した駅とあまり馴染みのない駅では何かが違うわけです。

 馴染みの薄い駅で迷いが出る。まごまごしてしまう。小中学生のころ、私は新大久保駅を頻繁に利用しました。自宅から駅までバスが出ていたのですね。新大久保から品川ぐらいまではしょっちゅう乗り下りしていました。
 またある程度歳をとってからはーー居酒屋めぐりをしていてーー新大久保から日暮里あたりまではいくらか詳しくなりました。要するに品川ー日暮里間が曖昧になるのです。

 品川、浜松町、新橋、有楽町、東京、神田、秋葉原、御徒町、上野、鶯谷ですね。すらすら書けるのですが、声に出して競争するとちょっと迷いが出ます。
 大学時代、講義のあいだが長く空くと、私は一人で本を読みながら山手線をぐるぐるまわって時間をつぶしました。雪の降る日に3周した思い出があります。図書館や喫茶店みたいなところではかえって落ち着けないので、山手線に乗る。

 いまでもーーさすがに1周はしませんがーーときどき無目的に山手線に乗ることがあります。現在の私は基本的に電車内では座らないので、ドアにもたれかかって景色をながめます。大学時代とずいぶん変わった駅と変わらない駅がありますね。あの大崎駅なんか昔は本当に閑散としていました。
 気が向いた駅で下りて歩くこともよくあります。全部の駅間を歩いています。新宿ー新大久保、五反田ー目黒、池袋ー大塚が歩いた回数のベスト3かな。
 
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この記事へのコメント

  • 1, H.Tさん 2012.05.24 22:58
    そう言えば、山手線の読み方ってどっちが正解なんですかね?「やまてせん」か「やまのてせん」...自分はやまてせんと言ってますが。
    あと、もう一つ。品川と田町の間に新駅が出来るの知ってますか?駅名は分かりませんが結構前にニュースで流れてました。
  • 2, 長野先生さん 2012.05.25 00:53
    H・Tさま

     真夜中だね。
     「やまのてせん」が正しいと聞いたことがあるよ。駅できる話は知っている。愛を持って見守ろうぜ。
  • 3, itabashiさん 2012.05.25 01:13
    お久しぶりです。昔、三鷹教室で学生だったitabashiです。このブログ、たまに拝見させて頂いています。

    自分はたまに、山手線を1周歩いています。自分イベントの1つみたいなもので、線路に沿って歩くだけのイベントです。

    今まで4回歩いたことがありますが、不思議と同じ道を選んだりします。その時の気分で道を選んでいるつもりなのに、気が付くと見覚えのある光景が多いです。そういう所で「自分らしさ」みたいなものを感じると、良い気分になります。

    日常に隠れている何気ないことを探ってみると、発見があって面白いですね。自分で決めたルールを死守してみたり、逆に全くルールを持たない時期を作ってみたり。自分を知るために人生があるような気がします。

    またお会いできる日があればと思っています。塾長、頑張って下さい。自分も仕事を頑張ります。




  • 4, 長野先生さん 2012.05.25 11:43
    itabashiさま

     こんにちは。
     きみのことはちょっと心配していたんだ。原発事故がまだ全然収束していない感じだが、きみは大丈夫かね? とくに4号機、あれこれ言われていて心配だな。
     また、こちらに来たときにでも会おう。
  • 5, itabashiさん 2012.05.28 00:01
    こんばんわ。

    原発は解決していませんが、自分が住んでいる周りの生活は通常に戻っています。

    放射線や食物への影響、自分達への影響に不安はありますが、仕事や家族がそこにあるので、原発への不安だけで住処を帰ることは難しいように感じています。

    実家(東京)とこちらを行き来している自分としては、複雑な感情を抱くことがあります。震源地や津波の被害が大きかった地域では、より様々な感情があるのではないかと想像しています。

    ぜひまたお会いしたく。ありがとうございます。
  • 6, 長野先生さん 2012.05.28 09:03
    itabashiさま

     コメントをありがとう。
     そうか、大変だな。中学生のころはこうなるとは夢にも思わなかったよな。そう考えると人生そのものがとても不思議だ。
     日々を生きるしかないな。よりよく生きよう。またいずれロック・バーにでも。

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35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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