新年度の説明会をやっていますとZ会進学教室は他の塾とどう違うのですか? というご質問をたくさんいただきます。いろいろな答え方があるのですが(大学生のアルバイト講師がいないとか先生が専門の一教科だけを教えているとか・・・)、私なりに強く感じている点をあげてみたいと思います。
生徒の質が違うような気がします。非常にしっかりした子が多い。これは国立大学の附属中学校に通われる方が多いことと関係しているように思います。
ご家庭もとてもしっかりされている。裕福であるとか地位が高いとかそういう単純なことではないのですよ。いわゆる躾がきちんとしているのですね。低学年のときはそれなりにやんちゃなことをしていても、受験に対する意識は非常に高いですし、実際3年生になると一生懸命勉強してくれます。本当にいい子たちですよ。
彼らに影響を受けて、公立中学に通っている生徒たちも高い志を持ってくれます。それこそ自分も国立大学の附属高校(超難関です)を受けてみようかなというように。
お店で言うと「客筋がいい」ということになるのでしょうか。これは大切なことでーー私は居酒屋研究家(?)ですからとてもよくわかるのですがーーどんなに努力をしても一瞬のうちに客筋をよくすることは絶対に不可能です。何年も何年も、それこそ十年二十年とたえまなく努力しないとお客さんはよくならない。名居酒屋に行くと、お店が閉まる時間にはさーっとお客さんの方から出ていきますし、いくら飲んでも乱れる人はいません。
いわゆる新興の小ぎれいな居酒屋さんがうんとお金をかけても変に騒ぐ団体客が集まってしまったり、閉店時間すぎてもだらだら居座ろうとするお客さんがいたりするのとはえらい違いです。
一つの「磁場」が形成されるのですね。名居酒屋はそういう意味で「静かにお酒を飲む場」が形成されていますが、Z会進学教室は「真面目に勉強する場」が形成されています。他の大手の塾から移動してきた生徒が「はじめて勉強しようという気持ちになりました」と言ってくれるのもわかるような気がします。
いきなり猛勉強しなくてもいいのです。先はうんと長いですからね。勉強と真面目に向き合おうという気持ちを起こすことが何よりも大切ですね。そういうのは、一人の力、一つのきっかけではなかなか難しい。長続きしない。どうしても「場」の力が必要です。
そもそもいい学校に入りたいというのもそうした「場」がほしいからでしょう。それがある塾だと思っています。あらゆる意味で、いちばんの財産が「生徒」だということでしょうか。