2011.07.29 12:10

 夏休みの宿題の定番ですね。読書感想文については、去年おととしと二回書きました。そこに書いた以上のことは改めて何もないのですが、今年はいくらか具体的に書いてみます。
 難しく考えすぎずに「随筆」(エッセイ)だと思って楽に書きましょう。随筆はわかりますね? 身の回りの、本当のことを書くのです。

 ですから、たとえばこういう書き出しが可能です。
「僕は読書があまり好きではない。小学生のころ、担任の先生に難しい本をたくさん読むように指示された。とてもいい経験になったが、いま思えばちょっと自分には難しすぎたような気がする。何が何だかわからない文章を読むことが読書だというイメージを持ってしまった」

 また、こんな書き出しも。
「いままで私が読んできた本のなかでいちばん面白かったのは〇〇という作家の「△△」という物語です。小学生のときに母(おかあさんはそろそろやめよう)が買ってきてくれたものでした。それがあまりにも面白かったので、わざわざ他の本を読む必要はないやと思ってしまうことがあります」

 え、そんなこと書いていいの? と驚いた方もいるでしょう。いいのですよ。課題図書のことしか書いてはいけないなどと考えたら、それこそすぐに終わってしまいます。こういう書き出しもいいと思います。
「僕はサッカー部だ。サッカーをやっているときはすべてを忘れて夢中になれる。それに比べると読書は物足りない。世の中にはいろいろな人がいていい。読書に没頭できないことを恥ずかしいことだとは思わない。サッカーに夢中になれない人のことをばかにしたりしないのと同じ理由だ」

 いくらでも字数を稼げます。あとは本文からの抜粋も忘れずに。そのあたりは完全に同内容になるので繰り返しません。過去の記事(「読書感想文」というフォルダをクリックしてください)を読んでみてください。
 要は、あらすじと全体の感想しか書いてはいけないのではないかという硬直した姿勢を捨てることです。
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中学生
高校受験
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この記事へのコメント

  • 1, 池袋TO保護者さん 2011.08.04 08:16
    参考になりました。ありがとうございました!
    気が優しく、将来仕事を介護職希望の、勉強ちょっと(!?)嫌いな三女(中1)に読ませました。夏休みの宿題に…。
  • 2, 長野先生さん 2011.08.04 08:45
    池袋TO保護者さま

     おはようございます。
     どこかに介護職をなぜ希望なさるのかというようなことも書いてみると面白いと思います。 課題図書以外のことは書いてはいけないという先入観をなくすと楽になりますね。

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