2009.07.15 14:16

 昨日の続きです。ケアレスミスという言葉に逃げない、という話題でしたね。
 いずれにせよ、計算問題については絶対に間違えないという強い意志を持ってください。十問あるならひとつぐらい・・・ではなく、ぜんぶ正答しましょう。そういう人間になりましょう。文章題のなかの計算も同じことです。計算については「自分は精密機械だ」と宣言してください。

 計算問題はきちんとノート(まず日付と何をやるのかを書きます)に解いてください。その際、途中式を徹底的にくわしく書く。はじめは暗算の箇所を極力減らして次々と下におろすようにまとめていきます。細かい筆算もぜんぶ消さないで。答は出ましたか? 解答を見ます。二つ間違えているようですね。どの部分が違っているかよく調べてください。またうっかりですか? 引き算を間違えた? 12-5=8にした? 

 さて、ここからが大切です。そうしたら間違えた理由を短い日本語にして解答の脇に赤字で書きましょう。うっかりとかケアレスミスとかではなく、具体的に書きます。恥ずかしくても「引き算12-5を8にした」と書く。いいですか。こうして日本語に置き換える過程が大切なのです。
 するとたとえば「足し算19+8を間違えた」「かっこ内の計算を間違えた」「文字が汚くて数字を見間違えた」「計算の順番を間違えた」などという記述が出てくるでしょう。また「はじめに工夫しなかったので複雑になりすぎた」とか「そもそもやる気がなかった」とかいうのも出てくるかもしれません。

 半月もこの方法を試してごらんなさい。自分がどうして「うっかり」するのかが歴然となります。引き算を間違える受験生だったのです。はじめに工夫の足りない受験生だったのです。文字が汚くて見間違える受験生だったのです。
 さあ、それがわかればその部分をしっかり直していけばいい。意識した瞬間から改善ははじまっています。夏まえですから、まだまだ十分に間に合いますよ。

 レコーディング・ダイエットでしたっけ? この方法はあれにちょっと似ています。ライバルはまだ知りません。いずれきみが教えてあげるといいですよ。ほかの人の足を引っぱらなくてもきみならうまくいきます。よい人間になるために勉強しているのですからね。
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幼児・小学生
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この記事へのコメント

  • 1, 受験生さん 2011.02.21 12:49
    こんにちは!早々と浪人を決めた受験生です。
    ケアレスミスが多く、数学がかなり点数が安定しません。
    こちらを参考にしてやってみようと思います。
    ありがとうございました。
  • 2, 長野先生さん 2011.02.21 13:13
    受験生さま

     こんにちは。
     自分自身に対してつねに鋭い感覚を持たれるといいと思います。私たちはけっこう無意識に歩き、無意識に食べ、無意識に話したりしています。そういう部分をこれまでよりいくらか鋭敏に意識してみてください。勉強においても気づきみたいなものが増えてきます。

     来春の合格をお祈りしています。勉強だけではなく、あの一年のおかげでこんなに大人になれたという日々を送ってください。

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35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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