2009.10.08 00:30

単純な用語などの暗記をいやがります。実力はあると思うのですが、知識などのツメが甘いため、成績がいつまでも伸びません。

 暗記を面倒がる気持ちはわかりますが、暗記がいやでは試験で点数がとれません。国語でも三割ぐらいは覚えていれば得点出来る問題(漢字・語句・ことばの意味・文法など)が出題されます。中学入試でも高校入試でもまずそういう分野を基礎点として確実に得点しておく必要があります。ですから大前提として、たとえいまはきらいであってもいつかは必ず暗記の出来る人になってくれないと困ります。
 その覚悟が第一歩ですね。暗記が苦手でもいいでしょう? ではなく、絶対にやらなければいけない、その習慣をつけなければいけないという覚悟。それをまず固めましょう。合格する人は「全員」がやることなのですから、そんなにつらいことではありません。
 
 次に暗記のコツですが、ただテキストをぼーっと眺めているではだめです。五感をすべて使い切るぐらいの気持ちを持ってください。漢字を例にあげましょう。「奮起」という字を覚えることにします。「ふんき」と声に出してください。「ふんき、ふんき、ふんき」と発音しながら三回ずつ「奮起、奮起、奮起」と丁寧に書きます。それから意味を口頭で言ってください。「奮い起こすこと」あたりまえですが、いいでしょう。「奮い」と「起こす」という概念が頭の片隅に残ればより強く記憶出来るはずです。

 さらに暗記用のノートを作ってください。暗記しなければならないことはそのノートにすべて三回ずつ書きます。科目ごとに分ける必要はありません。毎日勉強が終わったときおうちの方がノートを点検してあげると励みになるでしょう。「こんなによく覚えたね」と。ノートに書きこんでいない日は暗記をしていないということになります。それではいけないということもよくわかります。
 以前復習ノートのお話をしました。復習したことを書いておくノートですね。テストでの漢字のミスなどはどちらに書いたらいいのか迷う方がいらっしゃるでしょう。どちらでもいいのですよ。どちらに書いてもちゃんと勉強になります。安心してください。形式主義に陥らないようにしましょう。

 覚えたあとにノートを撫でている男子生徒を見たことがあります。何をしているのかと訊くと「覚えられるようにお願いしているところです」と答えました。ばかばかしいようですが、そういう気持ちも大切ですね。書きこんだページはその日の勉強を終えたときに撫でてあげてください。迷信みたいですが、その種の真摯な姿勢が子どもたちの能力を深化拡大させていくように私には思えてなりません。努力している自分を心からねぎらうということですね。
 明るくいきましょう。
Tags :
幼児・小学生
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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