2009.09.22 12:25

 先日、息子と二人で外食しました。近所の和食を主体としたファミリーレストランに入ったのですが、いまはずいぶんレベルの高いお店もあるのですね。ひと昔まえのいわゆる「ファミレス」しか知らなかったものですから、非常においしいのにびっくりしました。
 私ぐらいの年齢になりますと身内にいろいろと身体の具合が悪い人間が出てきます。そういう関係もあって家内は遠くに行き、私たち二人で食事をすることになったのです。

 食事が終わってから、私は気持ちがいいので夜風に吹かれながら歩いて帰らないかと提案しました。息子は面倒くさいからバスで帰ろうよと言いました。で、結局お店のまえで別れて私はぶらぶら歩いて帰り、息子はバスに乗って帰りました。途中で息子を乗せたバスが私を追い抜いていくのが見えました。
 こういうとき一般的にはどちらかがどちらかに合わせるのでしょう。歩きなさいと親が子に命令する。あるいは仕方がないと子どもの言うことに合わせる。

 日常生活におけるその「相手に合わせる」ということの総量はどんな人でも相当に多いのではないかと思います。そして精神的に参ってしまう。合わせる自分もつらいですが、いつも強引に相手に合わせさせてばかりいる人もまたあちらこちらで他者とぶつかり、つらいでしょう。
 親子であっても個々人は違うのですから、私はいつも一緒に行動しなくてもいいと思っています。そして、そのことでかえって息子との関係はうまくいっています。

 こういうのは男女関係とか友だち関係なんかでもよくあることですね。仲がいいのだからいつも波長が合っていなければおかしいという強迫観念に苦しんでいる人を見かけることがあります。一緒にいることに少しでも苦痛を感じている自分を責めたりする。
 しかし、人間は独立した存在であり相手の一部ではないのですから、そんな日もあって当然でしょう。一人でいたいときは一人でいるに限ります。本当に信頼し合っている仲であれば、今日は一人でいたいと言えるべきだとも思うのですが・・・
Tags :
幼児・小学生
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長野先生
35年以上、中学生を教え続けてきました。生徒たちが日々の学びを通じて大きく成長できますように明るいヒントを発信していけたらと思います。

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